象彦(ぞうひこ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.象彦が制作した茶道具を売りたいお客様へ

象彦は寛文元年の創業以来、350年の歴史を受け継ぐ京漆の名工です。現在は「株式会社象彦」という会社が設立されており、海外とのコラボレーションなど積極的に活動しています。他の追随を許さない超絶技巧によって生み出される作品の数々は、大変高い価値を有する銘品として買取時にも高額査定されています。

このページの目次

2.象彦という茶道具作家はどんな人物なのか

長い歴史と確かな技を持つ象彦の作品は、実に見事な蒔絵が施されているのが特徴です。朝廷から蒔絵司の称号を得たその作品の価値は、4代目象彦である西村彦兵衛の類まれな技巧によってさらに確かなものとなりました。近年は海外ブランドとのコラボレーションや新ブランドの立ち上げを果たすなど、その作品は多方面から高い評価を得ています。

3.象彦の経歴・歴史を知ろう

象彦の歴史は1661年に京都で長崎唐物や漆器を扱う交易商として始まりました。初代象彦である西村彦兵衛が漆器の名匠として硯など等を作成したのを皮切りに、以降多くの逸品を生み出すことになります。「象彦」の屋号は、3代目が作成した『白象と普賢菩薩』から由来するものだと言われています。

4.象彦の茶道具の代表作品はこちら

  • 羽衣蒔絵硯箱
  • 竹林蒔絵婚礼道具揃
  • 有明蒔絵硯箱

5.象彦が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

象彦の作品は、保存状態の良い美しい品であるほど高い額で買取されることになります。銘が入り、共箱のついたものであればなお良いでしょう。そのため、作品の確認や保管方法などには十分注意しましょう。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 作者の銘はあるか
  • 保存状態が良好か(キズやヒビがないかどうか)
  • 共箱や共布といった付属品は揃っているか
  • 本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があるか)

6.象彦が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

象彦の作品は、そのブランド力から大変高値で取引されています。例えば『春秋山水蒔絵御香棚』は実際にネットオークションで約165万円で取引されています。こちらは縦41cm、横20.5cm、高さ38.5cmの棚で、本物保証のついた漆の大変美しい銘品となっています。他にも、『源氏初音蒔絵御寶石箪笥』は約76万円で取引されています。縦12cm、横15.5cm、高さ13.5cmの箪笥は全面観音開きで煌びやかな高級品です。

7.象彦が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

京都随一の名をはせる象彦の作品の数々は、その年代を問わず大変な高値で取引されるのが特徴です。伝統的な茶陶はもちろん、現代に寄り添う漆器も取り扱っているため、高いニーズを誇る品となっています。買取査定時にも常に高い査定額を見込むことができる品であると言うことができるでしょう。

その他の茶道具について