志野茶碗(しのちゃわん)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.志野茶碗を売りたいお客様へ

志野茶碗は美濃焼の一種である志野焼でつくられた茶碗を指します。数多くの陶芸家が志野茶碗を手掛けたとされ、国の重要無形文化財となっている技法で作られる志野焼の茶碗も多くある事で知られています。今回はこの志野茶碗について、査定ポイントや査定に出す前の確認事項に触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.志野茶碗についての解説

志野茶碗は主に安土桃山時代に焼かれていた白釉を使っている焼物であり、「絵志野」、「鼠志野」、「紅志野」など様々な種類があることで知られています。また、志野茶碗は国産茶碗で国宝に指定されている二つの茶碗のうちの1つであり、人気のある茶碗の一つです。

3.志野茶碗の歴史

志野茶碗は室町時代の茶人である志野宗信が美濃の陶工にお願いしたことによって作られたのが始まりと言われていて、そこから志野茶碗の源流である志野焼が始まりました。また志野茶碗が文献上で表記されているのは16世紀の中頃と言われています。その文献によると、「1553年から33年間で志野茶碗が200回以上は使われていた」や「茶会で使われていた」などの記載があったようです。

4.志野茶碗の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが、茶碗のコンディションです。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまうので、査定前に必ずチェックしましょう。また、誰によって手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • コンディションは良いか(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • 有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか(共箱や仕覆など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか

5.志野茶碗の取引相場価格

志野茶碗の取引相場価格は誰によって手掛けられたか、コンディションは良好かなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で人気の品であるならば、比較的高値で取引される傾向があります。例えば、荒川豊蔵が手掛けた『祢ず美志野茶碗』には約348万円の値が付けられました。こちらはサイズが直径12.6cm、高さ9.2cm、共箱・共布・溜塗外箱が付属し、無傷完品で、ダイナミックな造形が印象的な一品でした。また北大路魯山人が手掛けた紅志野茶碗には約253万円の値が付けられました。こちらはサイズが幅11.8cm、高さ7.4cm、共箱・外風呂敷が付属し、経年によるスレ等見られますが無傷の状態で、緋色の色合いが見事な一品でした。

6.高価買取が期待できる志野茶碗の作者と作品について

代表作『氷柱』や『紫匂』で知られる加藤唐九郎作の志野茶碗は200万円で落札された実績があります。人間国宝の荒川豊蔵の作品は130万円以上で取引されるなど、芸術的にも価値の高い志野茶碗をお持ちの方は、高価買取に期待ができます。

荒川豊蔵

昭和を代表する陶芸作家の荒川豊蔵の作品は、茶碗を保持する左右の手の指が、ちょうどぴったりはまるように、とてもうまく設計されています。『随縁』、『志野鶴』の絵茶碗、『さきがけ』などの作品が有名です。1971年には、人間国宝にも認定されており、人気の高い筒茶碗などは今後も取引価格が上昇することが期待されています。

加藤孝造

加藤孝造の志野茶碗は、師の荒川豊蔵作の物と共通して、一般により大振りで赤みがよりよく出ています。ピンクの色合いが濃くて丸みがあり、温かみや優しさが感じられる作品が多いです。加藤孝造は、「瀬戸黒」茶碗の名工としても名が知られており、2010年に人間国宝に認定されたことから取引価格は上昇傾向にあります。

北大路魯山人

魯山人が生涯手掛けた作品は、実に2、30万点とも伝えられ、これは普通の陶芸家が手がける生涯の製作総数を上まわる驚異的な点数です。魯山人の残した個性的な志野茶碗には、独特な味わいが有り、茶人好みの渋みがあります。現在も美術市場で群を抜いた人気があり、何を造ってもつぼを外すことの無い魯山人作品は、高値の買取が期待できます。

川喜田半泥子

「東の魯山人、西の半泥子」と称される川喜田半泥子は、東京国立近代美術館に収蔵された『赤不動』などの作品で知られています。陶芸は還暦近くになって始めたものでしたが、生涯に生みだした作品は、3万点とも5万点とも言われています。その大半の作品はお茶碗で、志野茶碗は130万円以上で取引されており茶人の憧れの逸品となっています。

7.志野茶碗の査定依頼をしたお客様の声

島根県にお住まいのU.E様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:島根県

U.E様が査定をした理由

志野茶碗を骨董品屋に持っていき査定をしてもらったところ、「価値がない」と言われ安い金額を提示され不満に思っていました。ネットで一括査定できる「買取コネクト」を見つけたので、すぐに査定してもらうことを決めました。自分ではわかりませんでしたが、人気の作品だったらしく思っていた以上の高値を提示してもらえたので骨董品屋に売らなくてよかったとつくづく思いました。

U.E様がSATEeeeを利用した感想

高値で買い取ってもらうには、ちゃんと見極めができる業者をみつけることが大事ですが、一軒一軒訪ねるのは無理があります。また、それぞれの店舗で査定評価は変わるので、比較できることは売る側にとってプラスになります。全国にネットワークを持つ「買取コネクト」は、買取価格をを比較するための時間の節約ができて、大変便利なサービスだと感心しました。

福井県にお住まいのW.T様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:福井県

W.T様が査定をした理由

出張してくれる買取業者を探していたので、電話で問い合わせてみました。いくつか質問に答えて業者さんからの連絡を待ちました。対応してくれた業者の方はとても親切に説明してくれたので、自分の持っていた茶碗の価値がよくわかりました。作家さんの展示会で買い求めたもので、おまけで頂いた付属品なども一緒に査定してもらえ、買取価格にプラスしてもらえました。

W.T様がSATEeeeを利用した感想

「買取コネクト」さんは提携業者さんが多く、すぐに連絡が取れるようになったのが良かったです。どの業者さんも対応が丁寧で安心して利用することができました。出張にきてもらったので、ついでに家の中にあった他の物も査定してもらい、値段がつかないものは思い切って処分できました。一気に家の中が片付き断捨離に成功しました。

山形県にお住まいのK.J様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:山形県

K.J様が査定をした理由

保管場所に困っていたお茶碗を自分でネットで売ることも考えましたが、出品手続きが面倒だったのと年代物なので個人間のやり取りは後々トラブルになるかもしれないと考え、「買取コネクト」で買取査定に出すことにしました。査定結果もすぐに出て、提示された金額にも納得できたので最後までスムーズに取引することができました。

K.J様がSATEeeeを利用した感想

全体的にサイトが見やすかったのと、依頼方法がわかりやすくホームページで説明してあったので、「買取コネクト」を選びました。メールで査定依頼をしてすぐに査定金額を出してもらえたので、やり取りが早くて想像してたより楽でした。日中は仕事で時間が取れないと連絡していたので、夜に業者さんとやり取りしました。柔軟に対応してもらえたので、助かりました。一連の流れがわかったので、次はLINEで査定してもらおうと思っています。

埼玉県にお住まいのY.E様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:埼玉県

Y.E様が査定をした理由

もし高くで売れるなら、売ってもいいかなくらいの気持ちで査定してもらうことにしました。LINEで簡単そうでしたし。結果、思ってた以上の金額を提示してもらえたので、即売却することにしました。付属品があると査定価格が上がると言われたので、別々にしまってあった箱を探し出し、一緒に査定してもらったのが査定金額に反映されたようでした。

Y.E様がSATEeeeを利用した感想

煩わしい手続きなどなく、スマホで撮った写真をLINEで送って一括査定してもらえるなんて、便利なサービスだと思いました。本当にLINEで査定してもらえるか最初は半信半疑でしたが、レスポンスも早く、無駄なやり取りも必要なく、自宅に居ながら入金まで全て完了するのが何より楽でした。また機会があれば利用します。ありがとうございました。

8.志野茶碗の買取についてのまとめ

志野茶碗は美濃焼の一種である志野焼で作られた茶碗のことを指します。現在においても数多くの人の心を掴み、日本が誇る最高の茶碗の種類の一つとも数えられています。お持ちである志野茶碗のコンディションが良好であり、人気の作品であるならば高額査定の可能性があります。

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