風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

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1.風炉先屏風を売りたいお客様へ

風炉先屏風はお茶室で使われる二つ折りの屏風のことを指します。現代においては装飾や道具を引き立てる役割を果たし、「利休形」を基本形として、非常にシンプルな造りとなっています。特に有名作家による風炉先屏風は比較的が高値が付きやすいとされています。

このページの目次

2.風炉先屏風についての解説

風炉先屏風は利休形を基本としていて、寸法が横・三尺五分(約92cm)、高さ・二尺四寸(約72.8cm)、縁・五分(約1.5cm)となっています。それ以外にも流儀や好みによって多種多様なものが存在し、結界や座頂も風炉先の一種とされています。

3.風炉先屏風の歴史

屏風は中国の漢時代に衝立の一種として風よけに使われていて、686年頃に朝鮮半島の使者から日本へ献上され伝来したとされています。その中でも風炉先屏風は、室町時代から台子とともにお茶の席で使用されていたと言われています。

4.風炉先屏風の買取査定ポイント

重要な要素の一つとして挙げられるのが、作品の状態です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価は下がってしまいます。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や有名作家の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • コンディションは良いか(欠けやヒビはないか)
  • 有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか
  • 書付や花押(在判)はあるか

5.風炉先屏風の取引相場価格

風炉先屏風の取引相場価格は、どの時代に誰によって手掛けられたか、コンディションは良いかなどによって大きく異なってきます。例えば、奥村吉兵衛が手掛けたとされる風炉先屏風には約33万円の値が付けられました。こちらはサイズが幅9.4cm、高さ7.3cm、厚み3.4cm、共箱が付属し、未使用の状態で、シンプルな色合いが印象的な一品でした。同じく奥村吉兵衛が手掛けたとされる金砂子風炉先屏風には約32万円の値が付けられました。こちらはサイズが横径(片面)93.8cm、高さ73.0cm、即中斎書付板が付属し、時代に伴うスレ等見られる状態で、施された松の木が見事な作品でした。

6.高値での買取が期待できる風炉先屏風について

状態が良く有名な作家の手がけた風炉先屏風は高値で取引される可能性が高まります。ここでは、実際に高価買取をなった事例をもとに、高額にて取引されやすい風炉先屏風の特徴について見ていきましょう。

河合久仁雄作 黒漆古竹蒔絵小屏風

蒔絵師・河合久仁雄作が手がけた黒漆の小屏風です。蒔絵で竹が描かれ、華やかでありながらしっとりとした風情の風炉先屏風だといえます。サイズは幅176cm、奥行き2cm、高さ61cmで共箱付きです。小さな傷やスレがあります。オークションにて150,000円にて落札されました。傷や汚れがなければもう少し高額になった可能性もあります。

広川松五郎作﨟纈染「春秋菜花」

染色の分野で活躍した工芸家・広川松五郎作の﨟纈染風炉先屏風です。﨟纈染の技法を使い、竹の子や梅花、ざくろにブドウといった花や植物が画面全体を使って大胆に描かれています。経年に伴うスレやあたり、シミなどがありますが、大きな破れや傷はありません。肉筆保証、真作保証がされています。70,000円で落札されました。

岡常次 蘭花とシンピジュウムの金屏風

黒田清輝門下で洋画家として活躍した岡常次作の金屏風です。蘭の花とシンピジュウムが描かれ、洋画のような趣のある個性的な作品に仕上がっています。昭和44年につくられた箱付きの肉筆作品で、真作保証されています。オークションにて150,000の値が付きました。サイズは縦125.5cm×横47.5cmで全長は95cmです。

7.風炉先屏風の査定依頼をしたお客様の声

東京都にお住まいのM.T様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:東京都

M.T様が査定をした理由

数年前まで使用していた茶器と屏風の買取査定をお願いしようと思いメール差し上げました。若い頃からお茶を嗜んできましたが、膝を悪くしてからは茶席を設けることもままらなず、所有する茶道具などはしまい込んだままになりました。使わないままではかわいそうなので、この機会に査定して頂き買取してもらいたいと思います。

M.T様がSATEeeeを利用した感想

茶道具の買取業者さんを利用するのは初めてのことでしたが、難しい手続きなどは必要なく簡単に査定をお願い出来たのがとても良かったです。私はパソコンやメールの扱いがあまり得意ではないのですが、コネクトのスタッフの方がとても親切に教えてくださったので無事買取査定してもらえました。茶道具の買取価格の方もかなり良心的だと感じます。

秋田県にお住まいのK.O様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:秋田県

K.O様が査定をした理由

私が子供のころから家にある、古い屏風の買取を希望します。一緒に使っていた茶器などもあり、まとめて買取査定してもらえれば幸いです。こちらのコネクトさんは友人が以前利用したことがあり、とても良いとおすすめされました。複数の買取業者さんに一括査定してもらえるというのが魅力だと感じます。出張買取を行っている点も良いと思い、コネクトさんを選びました。

K.O様がSATEeeeを利用した感想

今回査定に出した屏風は、かなり古いもので下部に少し破れがありました。図柄はシックで素敵ですし、共箱なども付いていて価値の高い品ではないかと思い大切に使ってきました。査定結果には、破れや経年による汚れなどが影響したらしく、少し買取価格が安くなってしまったようです。それでも著名作家の品ということで高価買取して頂けました。

埼玉県にお住まいのH.Y様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:埼玉県

H.Y様が査定をした理由

骨董品集めが趣味だった父の遺品の買取査定を申し込みました。父は美術品や骨董品が好きで、年に数回新しいものを仕入れるような人でした。屏風は茶の席で使うものらしいですが、柄が気に入って購入したようです。漆塗りで立派なものなので、高価な物なのだろうと思います。持っていても使い道がないので、査定に出すことにしました。

H.Y様がSATEeeeを利用した感想

コネクトさんはたまたまネット上で見つけたのですが、無料査定をやっているのと査定方法が選べるのが良さそうだと思い申し込みました。口コミ評価なども高く、人気のある業者さんなのだろうと思います。実際、買取査定の方は無料とは思えないクオリティで、コネクトさんにお願いして良かったと思いました。買取価格にも満足です。

長崎県にお住まいのJ.T様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:長崎県

J.T様が査定をした理由

何年か前に友人から譲り受けた風炉先屏風の査定をお願いします。私は茶器などには詳しくないのですが、美術品が好きでときどき購入しています。今回査定に出す品は友人から譲り受けた品で、私個人としては美術品の一つとして手元に置いていました。今回少し物入りになってしまい、手放すことにしました。友人からも許可を得ています。

J.T様がSATEeeeを利用した感想

友人から聞いたところではかなり古い屏風で、骨董品としても価値が高いだろうとのことでした。箱付きで作家のサインもありましたので、買取査定においても高く評価されたようです。複数の業者さんがかなり高い値を付けてくれたので、一番高値のところに買取をお願いしました。査定は短時間で結果が出ましたし、査定内容にも満足しています。

茨城県にお住まいのU.S様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:茨城県

U.S様が査定をした理由

祖母が所有していた茶席用の屏風を買取査定に出しました。二人暮らしだった祖母はお茶が好きで、友人を呼んだり呼ばれたりしてお茶を楽しんでいました。最近は足腰が悪かったので使用する機会も減っていましたが、茶器や屏風はこまめに手入れしていました。しまっておくのも勿体ないので、どれくらいの価値があるのか教えてもらいたいです。

U.S様がSATEeeeを利用した感想

祖母の場合は、値段などより自分が気に入る茶道具かどうかで購入していたようです。遺品を整理していたら掛軸なども出てきたので、まとめて査定に出しました。コネクトさんは初めて利用しましたが、LINEから査定を申し込めるのが便利でした。オンライン査定などもやっていて、時間がないときでも助かります。査定の結果も納得のいくものでした。

8.風炉先屏風の買取についてのまとめ

風炉先屏風とは、点前のときに道具を置く道具畳の向こうに立てる二枚折りの屏風のことを指します。現代では装飾や道具を引き立てる役割として用いられ、「利休形」を基本形としています。お持ちである風炉先屏風のコンディションが良好で、加えて有名作家による作品であるならば高額査定が期待できます。

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