唐津焼(からつやき)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

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1.唐津焼を売りたいお客様へ

唐津焼は日本の伝統工芸品に指定されている焼物であり、現在における佐賀県東部や長崎県北部で制作されている陶器の総称で、茶器や日用品など多様なものが存在します。また「東はセトモノ、西はカラツモノ」と呼ばれるように日本を二分するほどの焼物として知られています。今回は焼物の中でも重要な立ち位置にいる唐津焼について査定ポイントや取引相場価格に触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.唐津焼についての解説

唐津焼の特徴と言えばその焼物を作る際の技法が挙げられ、叩きづくりと呼ばれる古くから用いられている焼物の成形技法が使われています。それ以外にも焼き方自体にも特徴があり、大きな釜を使用して高い温度で焼き上げる手法を用いるため他の焼物とは異なった風合いが生み出されています。また、その種類も豊富で、花や鳥などの絵画を描き焼き上げる絵唐津は特に有名とされています。

3.唐津焼の歴史

唐津焼の歴史は1590年代からと推定されていて、朝鮮から連れ帰った陶工たちによりその技術が伝えられ、唐津焼が完成したと言われています。最初の頃は日用品を中心に制作されていましたが、唐津焼の素朴な風合いから次第に茶の湯道具なども作られるようになり、多くの人に好まれてきました。

4.唐津焼の買取査定ポイント

まず重要なポイントが「コンディション」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分買取における査定評価はマイナスとなってしまいます。また絵唐津や朝鮮唐津など、その種類が何であるかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や、中里太郎右衛門や中里無庵、中里重利、中里隆などの著名作家が手掛けた作品であるかどうかも買取における重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • コンディションは良いか(欠けやヒビはないか)
  • 中里太郎右衛門や中里無庵、中里重利、中里隆などの有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか(共箱・共布・栞など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか
  • 種類は何であるか(絵唐津・朝鮮唐津など)

5.唐津焼の取引相場価格

唐津焼の取引相場価格は誰が手掛けたか、コンディションは良好かなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で、中里太郎右衛門や中里重利などの著名作家の品であるならば、高値で買取される傾向にあります。例えば、13代中里太郎右衛門が手掛けた『叩き唐津彫三島緑地唐草文水指』には約19万円の値が付けられました。こちらはサイズが径20cm、高さ18.5cm、口径13.5cmで、共箱が付属し、未使用品の状態で、美しい色合いが見事な一品でした。また12代中里太郎右衛門が手掛けた『唐津粉引平茶碗』には約18万円の買取価格が付けられました。こちらはサイズが口径16.0cm、高さ6.3cmで、四方桟共箱が付属し、状態は良好でシンプルな色合いで佇まいが見事な一品でした。

6.高価買取が期待できる唐津焼について

唐津焼は人間国宝作や著名な作家の作品だと高価値です。また、産地や制作年代によっても高額での買取になるものがあります。ここでは高価買取が実現した事例をもとに、高額になりやすい唐津焼の特徴を見ていきましょう。

中里隆特大壺

陶芸家・中里隆作の壺が、オークションにて280,000円で落札された事例があります。作者は12代中里太郎右衛門・中里無庵の五男で、国内外で活躍する陶芸家です。こちらの壺は口径約23.6cm、胴幅が約49cm、高さ約58cmで、ヒビや欠けなどがやや見られます。共箱と在銘ありで、本物の可能性が高く高額での落札となりました。

絵唐津徳利

13代中里太郎右衛門による絵唐津の徳利には、90,000円の値が付きました。現代日本陶芸界の頂点とも謳われる作家であり、美術品としても大変高価値な品です。径は約10.3cm、高さは約15.cmで、袋真田紐付桐共箱と共布、陶歴が付いています。人気の高い古唐津であり、ベタ高台と鉄絵の美しさが魅力です。

絵唐津茶碗

唐津焼の巨匠として知られる、西岡小十の作品です。ネットオークションで70,000円の値が付きました。西岡小十は人間国宝に匹敵するほどの高い技量を持つ名工として有名です。斑唐津や朝鮮唐津、絵唐津、梅華皮唐津といった古唐津の復元にも成功しています。こちらの茶碗はサイズが12.8cm×8.3cmで、共箱と共布が付いています。

朝鮮唐津水指

12代中里太郎右衛門の三男である中里重利作の水指は、50,000円で落札されました。重利氏の作風は正統派の唐津焼で多くのファンがいます。こちらの水指は径が約18cm、高さは約18cmで、四方桟桐共箱と共布、栞付きです。漆蓋の側面に小さなアタリが ありますが、水指本体には大きな傷はなく全体として大変状態の良い品だといえます。

7.唐津焼の査定依頼をしたお客様の声

岡山県にお住まいのI.K様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:岡山県

I.K様が査定をした理由

父の蒐集品を買取してもらおうと思いメールにて問い合わせしました。父は焼き物集めが趣味だったので、自宅には他にも骨董品の食器や唐津焼などがあります。まとめて鑑定してもらえる方法を探していて、ネットからこちらの買取サイトにたどり着きました。無料問い合わせができるとあったので、所有物の情報詳細を一覧にして送りました。

I.K様がSATEeeeを利用した感想

私の住んでいるエリアにも買取業者は多くありますが、出張鑑定費がかかったりエリアによって別途料金がかかったりと、なかなか良さそうな買取業者が見つかりませんでした。その点、コネクトさんは査定費用など必要な情報がわかりやすく、無料対応もあって良心的だと思います。骨董品の価値や適性価格などが知らなかったのですが、丁寧に解説してもらえました。

香川県にお住まいのM.T様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:香川県

M.T様が査定をした理由

一緒に暮らしていた兄が亡くなり、趣味で集めていた和食器類の買取査定をお願いすることにしました。私も骨董や焼き物が好きで、よく骨董市など一緒に見に行きました。兄は名工の品よりも直感で気に入ったものや、仲の良い店主におすすめされたものを購入する人だったので、所有している和食器類がどれくらい価値があるかはわかりません。

M.T様がSATEeeeを利用した感想

遺品の買取査定は多いそうで、細やかな気遣いをして頂き大変ありがたかったです。メールにて問い合わせする際、見て頂きたいものを一覧で送ったのでよりスムーズに査定して頂けたと思います。鑑定方法や買取価格の理由など、詳細に教えて頂けました。とても透明性の高い取引で安心できました。無料問い合わせできるので、おすすめです。

東京都にお住まいのE.R様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:東京都

M.T様が査定をした理由

私の父が若い頃に購入した唐津焼の茶碗の買取査定をお願いしました。13代中里太郎右衛門の作で、とても良い品です。私もそろそろ高齢となり、身辺整理をしなくてはいけないので老後資金のためにも買取をお願いすることにしました。箱などの付属品も揃っています。鑑定業者に出したこともあり、価値のある品です。

M.T様がSATEeeeを利用した感想

こちらのサイトを拝見し、和食器や骨董の買取をやっているようなので、安心してお任せできるのではと思い問い合わせしました。電話口での対応が丁寧で良かったです。要望があれば出張買取も可能ということでした。私の住んでいるエリアでは買取業者が多くありますが、こちらは骨董の買取実績が多いようなので選びました。買取価格も満足のいくものでした。

岩手県にお住まいのA.S様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:岩手県

A.S様が査定をした理由

知人からもらった置物の価値がどれくらいなのか知りたくて買取の問い合わせしました。知人からは唐津焼という焼き物で、とても価値が高いと聞いています。私は骨董品に詳しくないので、知人から得た情報頼りです。価格が良ければ買取もお願いしようと思います。こちらの会社は、別の知人からおすすめされました。

A.S様がSATEeeeを利用した感想

査定の結果、知人の言った通り唐津焼だそうです。買取価格もとても高くて驚きました。有名な作家の作品だそうです。作家情報や唐津焼の説明など、詳細に教えて頂けたので勉強になりました。私が持っていても取り扱い方法などわからないので、買取をお願いしました。とても満足です。どうもありがとうございました。

8.唐津焼の買取についてのまとめ

唐津焼は佐賀県唐津市などを中心に焼かれている陶器のことを指し、日常食器から茶器に渡って多様な種類があります。お持ちである唐津焼の保存状態が良好であり、中里太郎右衛門や中里無庵、中里重利、中里隆などの作家が手掛けた作品であるならば高額査定が期待できます。

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