信楽焼(しがらきやき)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

信楽焼(しがらきやき)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.信楽焼を売りたいお客様へ

信楽焼は滋賀県甲賀市を中心に作られている陶器の呼称です。また信楽焼は瀬戸焼、常滑焼、越前焼、丹波立杭焼、備前焼とともに日本六古窯に位置づけられています。甲賀市には良質な陶土が豊富にあるため、信楽焼などの陶磁器文化が発展しやすかったとされています。今回は信楽焼について査定ポイントや取引相場価格に触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.信楽焼についての解説

信楽焼の焼き締められた土味は独自の肌合いを兼ね備えていることでも知られており、多様な景色を楽しむことができる焼物として人気も高いとされています。そういった他の焼物には見られらない独特の肌質や質感、素朴さこそが信楽焼の神髄であり、魅力でもあります。

3.信楽焼の歴史

信楽焼は、742年に聖武天皇の紫香楽宮造営にあたり瓦を焼いたことから始まります。時代の変化とともに焼窯の形状や技術も変わっていき、茶道が流行りだした安土・桃山時代には、良好な土も多くあったことから茶器の生産が盛んになりました。江戸時代には登り窯が誕生したことで大きいサイズの陶器が焼かれるようになります。明治時代には神仏具や酒器もつくられ、太平洋戦争期の火鉢生産に関しては昭和の中頃まで主力製品として全国的に普及しました。

4.信楽焼の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが「保存状態」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や、小川得斎や奥田三楽などの著名作家が手掛けた作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良いか(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • 有名作家の作品であるか(小川得斎や奥田三楽など)
  • 付属品が残っているか(共箱・共布・栞など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか

5.信楽焼の取引相場価格

信楽焼の取引相場価格はいつの時代に手掛けられたか、保存状態は良好かなどによって大きく変動します。また無傷完品で著名作家による作品であるならば、比較的高値で取引されます。例えば、山田山庵が手掛けた『信楽焼霊泉水指』には約17万円の値が付けられました。こちらはサイズが幅20.7cm、高さ13.4cm、奥行19.0cmで、共箱が付属し、経年によるスレ等見られますが状態は良好で、独特な風合いが印象的な一品でした。また、とある信楽焼茶入には約16万円の値が付けられました。こちらはサイズが幅6.2cm、高さ8.3cm、口径4cmで、鵬雲斎書箱・仕覆三枚が付属し、無傷の状態で、美しい流れの釉調がとても上品な見事な一品でした。

6.高価買取が期待できる信楽焼について

信楽焼の中でも、知名度の高い作家物や骨董的価値のあるものは高価買取が期待できます。作家物では、北大路魯山人や杉元貞光などの作品が特に高額です。また、制作年代の古いものは「古信楽」と呼ばれ100万円以上で取り引きされるものもあります。

灰釉信楽焼壺

室町時代の作と思われる壺です。横浜にある古美術商が出品した品で、年代保証がされ本物の可能性が高いと思われます。壺口の欠け、割れと釉薬の劣化や剥離がやや目立つ状態です。しかし、壺全体の形はきれいに保たれた貴重な古信楽ということで31万9,000円で落札されました。サイズは幅が約33.5cm、高さが約40cm、重さは7998gです。

自然釉 ぐい呑

朝ドラ『スカーレット』の主人公のモデルとして知られる神山清子作のぐい呑みです。共箱、栞が付属し真贋保証があります。市場では神山作とされる偽物が多く出回り、その人気の高さが伺えます。こちらは真贋保証かつ優れた品であることから、20万円で落札されました。サイズは最大径7cm、高さ5.4cm、重さ約10gとされています。

信楽焼茶碗

滋賀県の指定無形文化財信楽焼技術保持者である四代上田 直方作の茶碗です。共箱、仕覆、黄布が揃っており、目立った汚れや傷のない完全美品です。未使用品でもあります。本物であることが保証されており、かなり貴重な品だといえるでしょう。直径13.4cm、高さ6.9cm、240.5gの茶碗で、ネットオークションにて85,000円で落札されました。

信楽焼大壺

美術品蒐集家の遺産相続品で、足利時代のものと思われる大壺です。箱などの付属品はありません。高さは約49cmで、口縁周辺に小さな欠けが見られます。修理跡もありますが、全体的に状態が良い美品だといえるでしょう。ネットオークションにて10万2,000円で落札されました。出品者の父親が美術家の支援をしていた経緯があり、旧華族や旧家との交流の中で多くの美術品を収集していたということです。本物と証明できる資料等あれば、もっと高額になった可能性もあります。

7.信楽焼の査定依頼をしたお客様の声

館山にお住まいのY.O様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:千葉県

Y.O様が査定をした理由

若い頃から焼き物と茶道具が好きで、骨董を中心に集めてきました。そろそろ高齢となり、終活を始めようと思い買取に出すことにしました。美術商で購入したものもありますが、骨董市などでコツコツ集めたものもあります。今回特に査定を依頼したかったのは信楽焼で、古信楽だと信じています。いい値がつくはずなので、専門の業者さんに見て頂きたく電話しました。

Y.O様がSATEeeeを利用した感想

手放すことにしたとはいえ、大切な品ばかりなので丁寧に扱ってほしいと思っていました。こちらの業者さんは対応が丁寧で、査定をお願いした信楽焼も大切に扱ってくれたので嬉しかったです。査定結果についてもきちんと説明してもらえたので、納得のいくところや意外だった点など多くあり勉強になりました。無料問い合わせできるのもいいと思います。

大阪にお住まいのE.S様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:大阪府

E.S様が査定をした理由

お茶が趣味で、茶道具をたくさん持っています。近年は正座していることが難しくなり、なかなかお茶の席にも参加できなくなってしまいました。せっかく集めた茶道具ですが少し整理しようと思い、友人に紹介してもらったこちらのサイトに問い合わせしました。茶道具の買取をしているということで、安心してお任せできるのではと思った次第です。

E.S様がSATEeeeを利用した感想

今回は初めて利用させて頂きましたが、美術品の買取を多く行っている業者さんということでとてもしっかり対応して頂けました。無料でお問い合わせも可能ということで、初めてでも利用しやすかったです。お客様の声なども参考にしました。骨董品などは扱いに慣れた業者さんでないと適正価格を判断でいないと思いますが、こちらはその点も信頼できました。

山梨にお住まいのE.I様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:山梨県

E.S様が査定をした理由

信楽焼の置物を査定依頼しました。趣味で集めてきたものですが、家の建替えに際していくつか処分することに決めたからです。価値のある物なはずなので、きちんと査定してもらい買い取って頂ければと思い買取業者を探していました。インターネットでこちらのサイトを見つけ、電話にて問い合わせました。口コミ評価が良かったので、お願いすることにしました。

E.S様がSATEeeeを利用した感想

私の住んでいるエリアでは骨董品の買取業者は少なかったので、インターネットで問い合わせできるというのはとても便利だと思います。LINEで簡単に問い合わせできるのもいいですね。今回査定をお願いした信楽焼は少し大きいものだったのですが、時代も古くなかなか良いものだったそうです。購入時より良い値をつけて頂けたので嬉しかったです。

栃木にお住まいのW.Y様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:栃木県

W.Y様が査定をした理由

骨董品を集めるのが趣味だった父親が亡くなり、遺品を相続しました。私は骨董品には詳しくないのですが、信楽焼らしい茶道具などもいくつかあったため、専門の方に査定してもらおうということになりました。家から近いエリアでは良さそうな買取業者さんが見つからなかったので、知人から紹介されたこちらのサイトに問い合わせました。

W.Y様がSATEeeeを利用した感想

初めてサイトを拝見したとき、美術品に関する記事や「お客様を大切にする」という姿勢が見られたので好印象でした。着物なども買取しているようですね。今回は茶道具のみ査定をお願いしましたが、着物の買取もお願いするかもしれません。父の遺品を高く買い取って頂けただけでなく、査定価格についても詳細に説明してもらえた点が良かったと思います。

8.信楽焼の買取についてのまとめ

信楽焼とは滋賀県甲賀市信楽を中心に作られている伝統陶磁器の総称のことを指します。また、信楽焼は日本でも非常に有名であり、日本六古窯の一つとして多くの人々に知られ、独特の肌質や質感、素朴さを兼ね備えた焼物として人気も高いです。お客様がお持ちの信楽焼の保存状態が良好であり、小川得斎や奥田三楽などの著名作家による作品であるならば高額査定が期待できます。

その他の焼き方について