美濃焼(みのうやき)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

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1.美濃焼を売りたいお客様へ

美濃焼とは岐阜県土岐市、可児市、多治見市、瑞浪市を主な産地とする磁器の総称で、経済産業省の伝統的工芸品に認定されています。焼き物の産地は全国に多数存在していますが、この美濃焼は国内生産シェアの半分ほどを占めており、最もなじみ深い焼物と言えるでしょう。今回は美濃焼について代表的な査定ポイントや取引相場価格に触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.美濃焼についての解説

美濃焼は非常に大規模で制作が行われているため、一口に美濃焼と言っても多様な種類があります。伝統工芸品には赤絵・織部・黄瀬戸・志野・青磁・瀬戸黒・美濃伊賀・美濃唐津・灰釉・鉄釉・染付・粉引・天目・御深井・飴釉の15種類が指定されています。

3.美濃焼の歴史

美濃焼の始まりは平安時代の須恵器からと言われています。時代の変化とともに生産時に使用する釜の形や大きさが変わっていき、10世紀の初めころには「白瓷」と呼ばれる焼物が造られ、15世紀にかけては瀬戸窯で造られた「古瀬戸」と呼ばれる焼物が盛んに制作されていました。15世紀末になるとそれまで使用していた窖窯よりも熱伝導が良くなる大窯を使用することで、安土桃山時代前期に茶碗や花瓶、後期には「黄瀬戸」「志野」「瀬戸黒」が生産されました。この次の時代には「織部」が造られ、ここまでが美濃桃山陶にて最も華美な時代であったと言われています。明治時代に入ると生産・販売が自由化され、海外でも高い評価を受けて輸出も増加していきました。

4.美濃焼の買取査定ポイント

まず重要なポイントが「保存状態」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良いか(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • 有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか(共箱・共布・栞など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか
  • 美濃焼の何の種類であるか

5.美濃焼の取引相場価格

美濃焼の取引相場価格は、いつの時代に手掛けられたか、保存状態は良いかなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で人気の品であるならば、比較的高値で取引されます。例えば、人間国宝でもある鈴木蔵が手掛けた志埜茶碗には約65万円の値が付けられました。こちらはサイズが直径13.7cm、高さ9.3cm、共箱・共布・二重箱が付属し、無傷完品で、鮮やかな緋色が印象的な一品でした。また岡部嶺男が手掛けた『オリベ一輪差』という花入には約35万円の値が付けられました。こちらはサイズが高さ21cm、共箱・栞・黄布が付属し、状態は良好で、独特な風合いが見事な一品でした。

6.高価買取が期待できる美濃焼について

美濃焼の中でも特に知名度の高い織部焼は、大変価値の高い品です。また、荒川豊蔵をはじめとする人間国宝の手による作品であれば、数百万円の値が付くこともあります。ここでは多くの買取例と共に、高価値な美濃焼の特徴を見ていきましょう。

古志野筒碗

旧家蔵出品の古志野筒碗は、オークションにて40万円の値が付きました。安土桃山時代のものと思われ、大変希少価値の高い逸品です。時代箱付き、傷みがややありますが大変風情のある品だといえます。高さ9.5cm、幅7.5cm、重さ321gです。骨董としての価値が高いと思われ、多くの入札を経て高額での落札されました。

絵志野菊花文香合

江戸時代のものと思われる古志野の香合です。101,000円で落札されました。なめらかな造形と菊花の絵が特徴で、底部が巴状の彫りになっている珍しい品です。時代箱と仕覆が付いています。サイズは直径約6cm、高さ約4.5cmです。 経年に伴う傷みがありますが、大変古い時代のものなので骨董的価値が高いといえるでしょう。

絵志野菓子鉢

江戸時代初期のものと思われる古志野の三足四方鉢です。67,000円の値が付いています。時代を経て味わいの増した志野釉が魅力です。趣のある草花文も目を引きます。サイズは27cm×23.3cm×6.5cmです。金直し痕や数か所の劣化、小さな傷など見受けられますが、大変希少価値の高い年代物だといえます。

鼠志野茶碗

陶芸家の加藤健による鼠志野の茶碗です。ネットオークションにて50,000円で落札されました。薪窯で焼かれることで大量の灰を被り、独特な存在感のある逸品に仕上がっています。サイズは外口径12cm×高さ9.2cm、重さは470gです。袋真田紐付桐共箱・共布・栞が付いています。数多くの個展を成功させた作家の手による、印象的な鼠志野作品です。

7.美濃焼の査定依頼をしたお客様の声

千葉県にお住まいのN.U様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:千葉県

N.U様が査定をした理由

何年も前に購入した古志野の茶碗を買取査定に出しました。古い品で、骨董品店で大変価値があると聞き購入したものです。専門業者に鑑定してもらったことはありませんが、高価なものだと思っています。和食器や陶磁器の買取を専門的にやっている業者さんを探していて、インターネットで見つけたコネクトさんに問い合わせました。

N.U様がSATEeeeを利用した感想

鑑定してもらった結果、古い時代に日本で作られたものだそうです。美術品としても骨董品としても大変貴重だといわれました。自分の見る目が正しかったのだと嬉しくなりました。今回は、まとまったお金が必要になったため買取をお願いしました。大変スピーディに対応してもらえたので助かりました。また機会があれば利用させてもらいます。

兵庫県にお住まいのF.U様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:兵庫県

F.U様が査定をした理由

数年前に亡くなった祖母の遺品に、美濃焼や萩焼といった古い和食器類が多くありました。どうやら、人間国宝の作品もあるみたいです。私は詳細がわからず、骨董に関する情報や知識もないのでよくわかりません。父方の親戚によると貴重なものが多いそうで、母の代わりに買取査定をお願いすることになりました。

F.U様がSATEeeeを利用した感想

遺品には美術品や陶器の和食器などが含まれていて、骨董品も多かったようです。祖母は茶道を嗜んでいたからか、高価な食器や萩焼という陶芸品などもありました。買取査定に出したものと結果は一覧にして頂き、とてもありがたかったです。買取価格がとても高額だったので、2人でびっくりしました。まるでお宝鑑定番組みたい、と母も喜んでいました。

長崎県にお住まいのO.E様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:長崎県

O.E様が査定をした理由

若い頃購入した美濃焼の価値を知りたくて、買取査定に出すことにしました。知人からこちらのお店を紹介され、電話してみた次第です。昔から骨董品や古い陶磁器の食器が好きで、少しずつ買い集めてきました。年齢を重ね、少し身辺を整理しようと思ったのでいくつか手放そうと思います。日本の陶芸作家物が多いです。

O.E様がSATEeeeを利用した感想

今回買取査定に出したものは、高価だったものや価値が高いと思われるものばかりです。良い値で買取して頂けたらと思い、萩焼や美術品として見ばえのするものを選びました。鑑定結果は、とても満足のいくものでした。買取価格も適性だと思います。買取における重要ポイントや価格の根拠など、一覧を作って説明してくれたのも良かったです。

埼玉県にお住まいのI.K様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:埼玉県

I.K様が査定をした理由

息子夫婦と同居することになり、これまで集めてきた骨董や和食器を整理する必要が出てきました。新生活の足しになるかと思い、買取業者に引き取ってもらおうと思い問い合わせたところです。高価な陶芸品が多いと思います。電話で問い合わせたところ、親切なスタッフの方にいろいろ手伝ってもらいスムーズに査定依頼できました。

I.K様がSATEeeeを利用した感想

複数の品をまとめて査定依頼でき、買取までお願いできるのがとても便利だと思います。買取価格も予想より高く、大変ありがたかったです。全部が高価値とはいきませんでしたが、全体としてとても良い結果でした。私は食器類を中心に集めてきましたが、美術品として作られたものが意外と高く買取してもらえました。どうもありがとうございました。

8.美濃焼の買取についてのまとめ

美濃焼とは岐阜県土岐市、可児市、多治見市、瑞浪市を主な産地とする磁器の総称で、経済産業省の伝統的工芸品に認定されています。志野、織部、黄瀬戸など多様な種類を持ち合わせているのが美濃焼の特徴です。お持ちである美濃焼の保存状態が良好であり、人気の作品であるならば高額査定が期待できます。

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