島物茶入(しまものちゃいれ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.島物茶入を売りたいお客様へ

島物茶入は東南アジアをはじめとする南方の諸島からもたらされたものを指します。それらの容器は日本に渡来してから茶入として使用されることによって大きな役割が見いだされたとされています。今回は、その島物茶入について買取査定ポイントに触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.島物茶入についての解説

茶入は元々、香料入などに使用されていた容器が転用されその役割が見いだされたと言われています。特に島物茶入は南蛮貿易などにより、東南アジア、南中国、ルソン、琉球などからもたらされました。

3.島物茶入の歴史

島物茶入とされる容器は特に桃山時代前後に南方の諸島から渡来したと言われています。またそれらの渡来した容器を当時の日本において茶入として使ったことから始まりました。

4.島物茶入の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが「コンディション」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまうので、査定に出す前に必ずチェックすることをおすすめします。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • コンディションは良いか(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • いつの時代に手掛けられたか
  • 付属品が揃っているか(共箱・共布・栞・仕覆など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品であるかどうか

5.島物茶入の取引相場価格

島物茶入の取引相場価格はいつの時代に手掛けられたか、コンディションは良好かなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で人気の品であるならば、高額査定になる傾向があります。例えば、島物手瓶茶入の『さざれ石』という作品には88,888円の値が付けられました。こちらはサイズが径6.0cm、高さ7.6cm、塗箱・袋箱・仕覆・風呂敷・落款辞典のコピーが付属し、経年によるスレ等見られる状態で、小ぶりな形が印象的な一品でした。また、他の島物黒釉丸壺茶入には51,010円の値が付けられています。こちらはサイズが口径3.9cm、高さ7.7cm、高台4.1cm、共箱・仕覆が付属し、状態は良好で、黒釉が施された美しい作品でした。

6.島物茶入の買取についてのまとめ

島物茶入は主に東南アジアを含む、南方の諸島からもたらされたものを指します。最も貴重とされるのは唐物茶入ですが、茶入自体が茶道具の中では高価なので、島物茶入も保存状態が良好であり、人気の作品であるならば高額査定が期待できます。

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