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1.茶道具を売りたいお客様へ

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茶道具とは茶道に用いる道具のことを指します。代表的なものに、茶碗、釜、風炉、柄杓、水指などがあります。流派や用途によって使用される茶道具は異なります。たとえば濃茶に使うものには文様がない無地のものを使用するなどの決まりもあります。また季節ごとに違った道具を使用する場合もあり、その種類は様々です。 骨董品としては特に茶碗などが多く取引されており、有名作家のものであれば高額査定の可能性もあります。

このページの目次

2. 茶道具についての解説

茶道に必要な道具の総称です。点茶用具、装飾用具、水屋用具、懐石用具、待合用具の5種類に分類されます。点茶用具は茶碗・茶釜など、装飾用具は掛け物・花入れなど、水屋用具は水桶、柄杓など懐石用具は八寸・湯桶など、待合用具は煙草盆などのことを指します。 これらの道具は実用品としてだけでなく、工芸品・美術品としても扱われ、鑑賞にも使用されました。

3.茶道具を買取してもらう際の注意点

茶道具といってもその種類は様々です。特に高額査定が期待できるのは、茶碗、鉄分、急須、香炉、香合、茶入れ、茶釜などです。有名作家のものや有名な焼き物の産地のものであれば査定額があがる可能性があります。 また業者を選ぶことも大切です。茶道具の買取実績の多い専門店に依頼することで適正な査定額で買い取ってもらえることができます。 それでは注意点をご紹介します。

3-1.業者の選び方

まずは業者の選び方は重要です。茶道具を専門に買取している、茶道具の鑑定が行えるスタッフのいる業者を選びましょう。同じ業者でも得手不得手があるので、専門の業者を選ぶようにしましょう。 また買取実績が豊富か、販売経路が沢山あるかも重要です。買取実績が豊富であるということは沢山の方がその業者を利用しているということです。また販売経路が多ければそれだけ高値で販売できる可能性は高いので、買取価格も高くなります。

3-2. 複数の業者で査定する

1ヶ所だけでの査定ではそれが適正かどうか判断できない場合もあります。そこで複数の買取業者で査定してもらうことで、一番高い業者で買い取って貰うことできます。

4. 茶道具の種類

茶道具といってもその種類は様々です。茶碗と茶筅があれば抹茶を楽しむことはできますが、茶道とはお客をもてなすことも大切です。そのため特に多彩な道具が存在します。 また同じ茶道具でも、流派によって使うものが違ったり、季節によって使い分けたりすることがあります。ここでは代表的な茶道具の種類をご紹介します。

4-1.茶碗

ご飯をよそう食器と区別するために、抹茶茶碗と呼ばれることもあります。元々はお茶を飲むための食器のことをさしました。奈良時代頃に日本へ伝来したと言われています。現代では高価な茶碗は主に観賞用として使用されます。お客も必ず手にする道具であるため、茶道具の中では最も親しまれています。 茶碗は数多くの種類があります。代表的なものには、楽焼、唐津焼、萩焼、九谷焼、志野焼などがあります。

4-2. 茶入れ

濃茶を入れるための容器です。陶器製で、象牙製の蓋がついていることもあります。元は薬味や香料などを入れていたとされますが、のちに貴重品のお茶を入れるようになりました。日本製のものより、唐物と呼ばれる宋・元時代の中国製のものが格が上とされていまうす。 唐物の他、島物、瀬戸、後窯、国焼などの種類があります。

4-3. 茶杓

茶器から抹茶をすくい茶碗に入れる道具です。竹製のものが一般的です。まれに象牙、奏物の角などで作られたものもあります。現在では何度も繰り返し使用しますが、昔は茶事や茶会のたびに作られた使い捨てのものでした。茶人が自ら削るため人柄などを見ることもできる道具でしたが、古い時代のものはほとんど残っていません。

4-4. 釜

茶釜とも呼ばれます。お湯を沸かす道具です。茶道具の中での特別なもので、現在でも茶会を催すことを「釜を掛ける」という言い方をすることがあります。 鉄で出来ており、様々な大きさや形があります。日本製で、福岡県、栃木県、京都府などで主に製作されています。

4-5水指

水指は水を入れておく道具で釜に水を足したり、茶碗や茶筅をすすいだりするのに使います。陶磁器、金属、漆器、ガラスなど様々な素材で作られています。

4-6.柄杓

水を汲む道具です。茶杓ともいいます。冬は大きめ、夏は小さめのものを使用します。柄杓は様々な場所で使われていますが、茶道では木製のものを使用します。

4-7.香合

お香を入れるための器です。風路や炉の中で焚き、香りを楽しみます。また炭斗に入れて席中に持ち出す場合もあります。季節によって素材やモチーフ、香を変えて使用します。

4-8.花入れ

花を入れるための器で、季節感を表現します。素材も焼き物、唐金、竹など様々な種類があります。最も位が高いものは中国製の陶磁器と金属製のものとされています。次に釉薬のかかった陶磁器、釉薬のかかっていない陶磁器、竹製と続きます。暑い季節には籠の花入れが使われる場合もあります。

4-9.掛け物

掛け軸とも呼ばれます。書画を表装したもので、床の間に掛けて鑑賞します。掛け軸の様式は茶道と共に発展したと言われています。掛け軸の寸法が茶室で座って見上げた状態に美しくみえるように定められています。

4-10.ふくさ

袱紗(ふくさ)は約29cm四方の2枚重ねの布です。主に絹で作られています。ふくさの色は流派によって異なります。手前をする人は越しに挟んで使用します。 古ふくさと呼ばれるものは、流派に関係なく好きな色や柄を使用できます。茶碗を拝見する時など様々な場所で使うことはできます。

4-11.懐紙

懐紙は携帯する小ぶりの和紙のことを指します。お茶会で出されるお菓子を分ける際に、皿代わりに使用します。薄茶では、飲み終わったあとに指で飲み口を拭い、懐紙で指を清めるために使います。濃茶の場合は懐紙で直接飲み口を拭きます。 もしお菓子を食べきれなかった場合は、懐紙に包んでしまうことができます。

4-12.茶筅

お茶を点てるのに使います。抹茶にお湯を加えたあと、茶筅でかきまぜて均一に分散させます。数穂や百本点など様々な種類があり、流派やお茶の種類によって使い分けます。ほとんどが竹製です。

5.茶道具の取り扱い方

茶道具には様々な種類があるため、それぞれ取り扱い方が違います。材質も色々なので、きちんとして手入れは必要です。掛け物などは湿気の多い日本ではカビやシミが発生しないように乾燥した場所にしまったり、鉄でできた釜や鉄瓶はとてもデリケートです。 ここでは茶道具ごとの取り扱い方をご紹介します。

5-1.茶碗

使う前にはぬるま湯につけておきます。1~2分ほどつけると清潔に保つことができ、汚れにくくなります。ただし楽茶碗は長い時間水につけると溶けてしまうので、使用後は少ないお湯とやわらかい布で洗います。また一週間ほどしっかり乾かします。 茶碗を洗う際には洗剤は使いません、

5-2.釜・鉄瓶

鉄で作られた釜や鉄瓶はとてもデリケートです。シミやサビの原因となりますので、素手で窯肌を触らないようにしましょう。手の汗や脂がついた場合は、熱湯でよく洗い流し、軽く拭き取ります。 新品の場合は内側の白い粉をとるためと、なじませるため、2~3回ほどお湯を沸かしてならします。また最初に内側をよく洗うのもおすすめです。 しまうときは、残り湯に水を加えて徐々に温度を下げます。そして釜肌や蓋などに水を掛けて流します。布巾で軽く押さえて水気を取ったら、余熱で乾かします。強火で乾かすと釜を痛めてしまいます。

5-3.茶杓

茶杓を片付ける時は、やわらかい乾いた布で拭きとります。濡れた布や水洗いはシミになるので行いません。

5-3. 水指

水指は備前、南蛮などの釉薬がかかっていないものは水につけてから使用します。しまう際には湯通し、乾いた布巾で拭いてからよく乾燥させます。

5-4.茶入れ

使い始めはやわらかい布で拭きます。使い終わったら、中のお茶をおけます。取りにくい場合は専用の筆などを使用します。カビを防ぐためにも中は完全に空にしましょう。水や洗剤は使わず、やわらかい布でキレイに拭き取ります。

5-5.柄杓

柄杓を持つ際には、節より上は持たないようにします。片付ける際には、乾いたやわらかい布で拭きます。シミになるので、水洗いや濡れた布で拭くのはやめましょう。

5-6.掛け物

掛け物は掛ける際には、まず巻緒を外し下座によせたら、巻紙を外します。畳の上に置き、中ほどまでゆっくりと広げます。風帯を軽く伸ばしたら釘に掛けて、両手で残りをゆっくりと広げていきます。座ってバランスを整えます。 しまう際には掛けるのと逆に行います。両手で静かに巻き上げたら、釘から外し、畳の上に置きます。巻紙を巻いたら最後までゆっくり巻き、巻緒をしめて箱に収めます。

5-7.ふくさ

ふくさは不洗絹と呼ばれ、洗わないのが基本です。お茶がついた場合は、叩くようにしてお茶を取ります。使い終わったら広げて保管します。古ふくさの場合も同様に基本的には洗わず、使い終わったら広げて休めておきます。

5-8.懐紙

懐紙には男性用と女性用があります。男性用は大判なのが特徴です。無地のものの他、絵や透かしが入ったものなどがあります。こちらが好みで選ぶことができます。 懐紙は水分の多いお菓子などを乗せるとシミる場合はあるので、間に下敷きなどを弾くのがおすすめです。

6. 茶道具の保管方法

茶道具は一回使い終わると次の使うまでに期間が空くこともあります。そのため正しい手入れや保管方法を行わないと、すぐに駄目になってしまうこともあります。茶碗などは口を直接つける道具であるため、特に清潔にすることを心がける必要があります。長く大切にするためにも、きちんと丁寧にお手入れをしましょう。 また状態の良い茶道具は、買取の際にも高値が期待できます。

6-1.茶碗

茶碗は茶道具で一番親しまれている道具でありながら、一番汚れる道具でもあります。 茶碗を使ったら、たらいや洗い桶にぬるま湯をいれ布巾で丁寧に洗います。傷をつける可能性があるので、スポンジやたわしなどは使いません。 特に汚れがつきやすい口造り、茶溜まり、高台などは念入りに洗います。女性は使用した後は口周りに口紅がついていることがあるので、特に丁寧に洗います。 箱にしまう前には良く乾かします。水分が残るとカビが発生する可能性があるので、最低5日は乾かしましょう。しっかり乾かしたら桐の箱に入れて保管します。近年では、ポリエチレン緩衝材などに茶碗を包んでいる方も多いですが、ポリエチレン緩衝材は通気性が悪いので布で包んでおきましょう。

6-2. 釜

使用後は湯または水で軽く洗います。表面や底の泥、湯垢なども乾いて布で拭き取っておきます。その後は炉の残り火や余熱でしっかり乾かします。しまう場合は、釜の肌になにも触れないように裸のまま箱に入れます。 保管する際には乾燥した風通しの良い場所に置きます。

6-3. 漆器

新しい漆器の場合は、沸騰したお湯は避けます。いったんぬるま湯で満たしてから、熱湯を注ぎます。そうすることで、色変化は発生しなくなります。 漆器で作られた器を洗う際は、水またはお湯につけます。長い間つけたままにせず、1時間以内にやわらかい布で拭き取ります。水気が残っているとカビが発生する可能性があるので、しっかりと乾かしましょう。その後は乾燥した湿気のない場所に保管します。

6-4.茶杓

水を裂けるので水洗いはしません。抹茶がついてしまった場合はふくさなどのやわらかい布で拭います。

6-5.茶筅

使用後は水やぬるま湯で軽くすすぎます。抹茶がついている場合は、ぬるま湯につけて少しふやかしてから軽く指で挟んで汚れを取ります。その後は茶筅休めと呼ばれる陶器や木で作られた道具に乗せておくと形を整えることができます。

6-6.抹茶

抹茶を長期保存する場合は冷凍庫に入れます。日常的に使用する場合は冷蔵庫で保管します。暑い時期には茶缶に入れたままにしておくと温度差で結露が発生してしまうので、常温に戻したから茶杓を使います。

7. 茶道具の歴史

茶道具は、茶道と共に平安時代頃に伝来したとされます。初期の茶道具は現在のようなものではなく、単にお茶を飲むだけのものとして使われていました。現在のような茶道具が使われるようになったのは、千利休が安土桃山時代に茶道を完成させた時期からだとされています。 また江戸時代初期までは、茶を嗜む人口は大名や豪商などに限られていましたが、江戸中期に入ると町人もお茶を楽しむようになります。これらの町人を受け入れたのは千家系の流派といわれ、大量の門弟を迎え入れることとなります。 現代でも千利休から続くお茶の精神は受け継がれ、様々な茶道具が大切にしようされています。

8. 茶道具の買取査定ポイント

茶道具の査定額を上げるためにはいくつかのポイントがあります。まず保存状態は重要です。しかしキレイにしようと強い力で磨いてしまうのでやめましょう。素人が良くわからずに磨いてしまうと、道具を傷つけてしまうことがあります。特に漆器や掛け軸はデリケートなので、強い力で磨いたり、洗剤などを使用するのがやめましょう。 それでは買取査定のポイントをご紹介します。

8-1.付属品

特に茶碗や掛け軸などには箱や鑑定書などの付属品がついていることも多く、これらは大切にとっておきましょう。茶碗や茶器の箱には、箱の裏蓋に由来や銘などが書かれていることがあるため、箱があるだけで買取価格は大きく異なります。 またセットになっていた道具の場合は揃っていればさらに高額査定の可能性があります。

8-2.キレイな状態にする

あまり強い力で磨くことはおすすめしませんが、軽くホコリをとるなどはおすすめです。できるだけキレイな状態の方が査定額は高くなることが多いです。

9.茶道具の取引相場価格

茶道具は作られた年代、作家、素材、保存状態などによって価格が大きく異なります。 たとえば、釜師の高木治良兵衛造の「銀滴岩目日ノ丸鉄瓶」は約150万円です。全長は約200mm、重さは約1,580g、共箱付きです。経過年数の比べするとキレイな状態です。 また純銀製の「鬼面風炉」は約84万円です。重さは5,175g、高さ38cm、 幅37×30cmでとても良い状態です。

10.茶道具の買取についてのまとめ

茶道具は、茶道を行う上で必要な道具のことを指します。大きく分けで装飾用具、点茶用具、水屋道具、待合用具、露地用具、6種類に分類されます。 有名作家のものは美術品として扱われ、観賞用としても使用されました。素材も陶磁器、鉄、漆器、木など多岐にわたります。 保存状態の良いもの、有名作家の作品などであれば高額査定の可能性もあります。

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