香合(こうごう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

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1.香合を売りたいお客様へ

香合とは、香を収納する蓋付きの小さな容器のことを指します。茶道具の一種でもあるとともに、仏具の一種としても知られています。香合は買取市場においても一定の需要を誇り、人気も高い茶道具の一種として知られています。状態が良く、、その種類によっては高額査定が期待できます。今回は香合に関して買取査定ポイントや取引相場価格に触れつつ解説していきたいと思います。

このページの目次

2.香合の解説

茶道において香合は香を焚く際に用いられるもので、最初に香合の中に3つの香りを入れておき、その2つを薫じ、残った1つは拝見に用いられることが多いとされています。また、香合は季節や茶席に応じて使用する種類が異なるので、香とともに香合を各シーンで使い分けることが多いとされています。

3.香合の歴史

香の歴史は仏教の歴史と同じようにあり、飛鳥時代に仏教と共に伝来したと言われています。それから身の穢れを祓うために、現代でいう香水のような役割で様々なシーンで香合が用いられています。また、茶道に香合が導入されたのは室町時代頃と言われていて、現在まで親しまれてきました。

4.香合の買取査定ポイント

まず重要なポイントが保存状態です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。また、いつの時代に誰が手掛けたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 作品の状態は良いか(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか
  • 有名作家の作品であるか(尾形乾山や柿右衛門、永楽善五郎など)
  • 付属品が残っているか(共箱や仕覆など)

5.香合の取引相場価格

香合の取引相場価格はいつの時代に誰によって手掛けられたか、作品の状態は良好かなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で尾形乾山や柿右衛門、永楽善五郎などの作品であるならば、比較的高値で取引されます。例えば、3代楽吉左衛門が手掛けた『葛屋香合』には約130万円の値が付けられました。こちらはサイズが幅5.4cm、高さ5.3cm、奥行4.3cmで、了入極箱・15代識箱・外風呂敷が付属し、ホツレなどが見られる状態で、藁葺屋根の古民家の形状が印象的な一品でした。また、板谷波山が手掛けた『梅香合』には約100万円の値が付けられました。こちらはサイズが直径5.7cm、高さ3.0cm、共箱・仕覆・二重箱が付属し、無傷完品で、桃色に色づいた風合いが見事な一品でした。

6.高値での買取が期待できる香合について

香合にはさまざまなデザインが施されているものが多く、それぞれの個性が数多くの人々を惹きつけています。名工によって生み出された作品は特に高値で売れる傾向にあります。早速、高価買取が期待できる香合を紹介します。

香合 阿古陀形 鉄製 金象嵌・駒井清兵衛

数々の万博で受賞を果たした名工が手がけた明治期の香合です。内側、蓋裏、底面のすべてに彫金が施され、駒井清兵衛の最上位作として知られています。横幅は約7.8cm、縦幅は約6.2cm、高さは約3.1cm、総重量は165gです。ネットオークションでは321,000円の価格で取引されています。

截金毬香合・江里佐代子

人間国宝である江里佐代子氏が制作した香合です。球体のデザインで、緑色の渦巻き模様が施されています。寸法は径約5.6cm、高さ約5.5cmです。木箱には作者の名前が記されています。やや傷や汚れがあるにも関わらず、ネットオークションでは259,211円の価格で取引されています。

志野桔梗香合・荒川豊蔵

文化勲章受章と人間国宝認定で知られる荒川豊蔵が生み出した香合です。志野焼によって桔梗型の五弁花をふっくらとした形で表現しています。直径は約7.1cmで、高さは約3.7cmです。共箱は山中製で、底面に押印があります。無傷の製品であり、ネットオークションでは258,888円の価格で落札されています。

胡蝶夢蒔絵香合・寺井直次

東京美術学校工芸科漆工部で六角紫水や松田権六などの漆芸界の巨匠に師事していた寺井直次が手がけた香合です。美しい黒漆塗を素地として、蝶や花、耀貝などの模様が描かれており、豪華絢爛なデザインに仕上がっています。 直径は約6.7cmで、高さは約3.0cmです。ネットオークションでは、241,000円の価格で落札されています。

菊竹図香合・加納夏雄

東京美術学校の教授に就任し、第1回帝室技芸員も務めた実績のある加納夏雄が製作した香合です。竹の枝の向こうに柔らかな菊花が見え、質感の対比がよくとらえられた作品といえます。円形の画面を活かした構図は平安時代の和鏡を思わせます。幅は約6.8cm、高さは約2.5cm、総重量は約134gです。ネットオークションでは、229,000円の価格で落札されています。

7.香合の査定依頼をしたお客様の声

茨城県にお住まいのY.S様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:茨城県

Y.S様が査定をした理由

茶道を趣味としていた母親が亡くなったのをきっかけに、遺品整理を行う機会がありました。その際、豪華なデザインの香合が出てきたのですが、私自身価値がわかりませんでした。娘や息子なども茶道とは縁がなく、不必要とのことでした。本格的な茶道具に見えたので高く売れればと思い、最終的に買取をお願いすることにしました。

Y.S様がSATEeeeを利用した感想

茶道具の買取は初めてだったので、細かく質問できる電話査定を選択しました。担当者の方が模様や色、状態などを細かく確認してくれ、十分値打ちがあると判断してくださいました。そもそも値が付くかどうかがわからなかったので、価値があることを知ってうれしくなりました。その後、予想以上の価格で買取を成功させることができ、処分せず電話で相談してよかったです。

石川県にお住まいのO.T様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:石川県

O.T様が査定をした理由

大学で茶道サークルに所属していたのですが、卒業と同時に茶道をする機会がなくなってしまいました。香合を含めて茶道具を一通りそろえるために、当時はそれなりに費用がかかりました。身近に茶道を始めたいという人にも心当たりがなく、譲ることもできません。このまま使わないだろうと思い、買取を依頼することにしました。

O.T様がSATEeeeを利用した感想

大学のサークルではLINEで連絡を取り合っていたため、LINE査定に親近感を覚えました。アカウントの追加もいつもと同様のやり方だったので、特につまずくことはありませんでした。その後、香合を含め茶道具を一つひとつ撮影してリズムよく送信。担当者の方とテンポよくやり取りすることができました。スムーズに査定ができたので、とても満足しています。

静岡県にお住まいのJ.K様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:静岡県

J.K様が査定をした理由

趣味として茶道を始めたのですが、長続きしませんでした。香合も含め茶道具を一式購入してしまったので、費用面でもダメージが大きかったです。数ヶ月は使用していたので、返品するわけにもいかず悩んでいました。職場の友人にそのことを相談すると買取コネクトの存在を教えてくれ、少しでも値が付くことを期待して買取をお願いするに至りました。

J.K様がSATEeeeを利用した感想

直接話して茶道具について説明できる自信がなかったため、メールで査定を依頼することに。専用のフォーマットが指定されていたので、入力内容もわかりやすく戸惑うことはありませんでした。不具合がないことを伝えられるように、香合をはじめ各茶道具をていねいに撮影。送信後、複数の買取業者を比較してくれ、期待していた以上の値が付いたので驚きました。

群馬県にお住まいのT.M様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:群馬県

T.M様が査定をした理由

茶道を習っていた友人が、仕事の都合で辞めることになりました。その際に、処分してもかまわないということで、不要になった香合を譲り受けました。私自身、茶道の心得はなく、インテリアとして部屋に飾っていましたが、室内の雰囲気とはあまりマッチせず処分を検討することに。少しでも値が付くのであれば買取に出してみようと思いました。

T.M様がSATEeeeを利用した感想

私自身も仕事で忙しく、簡単な方法で査定をしたいという思いがありました。そこで目に入ったのがLINE査定です。友達追加したあとは、友達に相談するような形で査定ができました。担当スタッフの方が一緒に画像を見てくれながらの査定だったので、はじめてなのに安心感もありました。とても楽に査定ができたため、貴重な休日の時間も浪費しなくて済み、感謝の一言です。

佐賀県にお住まいのS.F様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:佐賀県

S.F様が査定をした理由

定年を迎え、趣味のアンティークショップ巡りを楽しんでいたところ、風情のある香合に目を奪われて衝動買いしてしまいました。茶道のたしなみがあったわけではなく、自宅の和室に飾ろうとしたのですが、少々サイズが大きく圧迫感が出てしまいました。高値で購入したこともあり、しばらくはそのまま飾っていたのですが、やはり気になってしまい買取に出すことにしました。

S.F様がSATEeeeを利用した感想

LINEやメールの査定がありましたが、私は携帯やパソコンの操作に疎かったので、電話で査定をお願いすることにしました。美術品や骨董品などの査定を経験したことがなかったため、少し緊張しながら電話をかけましたが、担当者が穏やかな性格の方でとても安心したのを覚えています。担当者の方がていねいにヒアリングしてくれたので、適宜共有したいことを補足するだけで済みました。

福島県にお住まいのY.K様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:福島県

Y.K様が査定をした理由

祖父が茶道をたしなんでいたことから、敬老の日のプレゼントとして香合をプレゼントしました。同居していた祖母がいうには、孫からのプレゼントだったこともあり、とても大切にしてくれていたようです。そんな祖父が亡くなってしまったこともあり、香合を処分することに。家族内でも使い道がないとのことで、私が代表して買取を依頼することにしました。

Y.K様がSATEeeeを利用した感想

仕事でメールをよく活用していたこともあり、メールの査定を選択。少しでも高く売れるように、さまざまな角度から撮影した写真とともに、わかる範囲で香合の情報を記載しました。そのまま買取コネクトに直接メールを送ったところ、納得できる価格を提示してくれました。ほかにも祖父が使っていた茶道具があるようなので、あらためて査定をお願いする予定です。

8.香合の買取についてのまとめ

香合とは、香を収納する蓋付きの小さな容器のことを指します。香合は非常に小さいものでなのですが、有名作家のものはもちろん、唐物には非常に高い価値のものもあるとされ、日本古来の伝統工芸品も高価買取になりやすいです。お持ちである香合の保存状態が良好であり、江戸時代に活躍した尾形乾山や千家十職である永楽善五郎などの有名作家の作品であるならば高額査定の可能性が高いです。

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