又玄斎(ゆうげんさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.又玄斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ
一橙宗室と呼ばれた又玄斎は、裏千家8代目として、裏千家の発展に尽力した茶道家です。茶の湯の修練のための式法の七事式の制定や『浜之真砂』の制作でも知られています。伝統を重んじた作品が多く、現在も高い価値を持っています。今回は、又玄斎の茶道具作品について、代表作や査定ポイント、買取価格などを解説していきます。
このページの目次
2.又玄斎という茶道具作家はどんな人物なのか
又玄斎は、一橙宗室として、裏千家8代目を引き継ぎました。裏千家の歴史の中でも在籍期間が長く、裏千家の発展を支えた「裏千家中興の祖」としても有名です。主な功績には、七事式の制定があります。七事式とは、茶の湯の修練のための式法です。町人でも茶の湯を学ぶことができるように、遊戯的な要素を入れたため、茶の湯が広く学ばれるようになりました。もう一つの功績として、『浜之真砂』の執筆が挙げられます。それまで裏千家の伝承は、口伝などが用いられ、言葉で残すことはありませんでしが、この作品は茶の湯の作法や道具の使い方を記したもので、茶の湯文化の普及に大きく影響を与えています。
3.又玄斎の経歴・歴史を知ろう
又玄斎は、表千家6代目の子として、1719年に生まれました。兄の一人である竺叟宗室が裏千家7代目を務めていましたが、25歳で亡くなり、又玄斎が15歳の時、裏千家8代目を引き継ぎました。表千家7代目を務めていたもう一人の兄・天然宗左に茶の湯を教わり、後に共同で七事式を制定しました。その後、茶の湯の入門書である『浜之真砂』を執筆し、さらなる茶の湯の普及に尽力しました。後進の育成にも取り組み、速水宗達など有名茶人も輩出しています。古流を大切にした作品を多く残したことも印象的です。重厚感のある独特な形をした作品を生み出すなど、茶道具の作り手としても確かな才能を持っていました。
4.又玄斎の茶道具の代表作品はこちら
- 龍頭茶入
- 夕顔台子
- つぼつぼ棗
- 鳳凰風炉
5.又玄斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
古流を重んじた又玄斎の茶道具は、現在でも高い価値を誇っています。1700年代に作られているため、自宅や蔵に眠っている場合も考えられます。買取査定では、状態がポイントとなるため、一度状態を確認してみましょう。汚れやほこり、ヒビ、割れ、きずなどが主に査定の際見られます。汚れやほこりなどの対処できる部分は、対処してから買取依頼をするのが大切です。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 汚れやほこりがないか
- ヒビや割れ、キズがないか
- 箱など付属品があるか
- 署名、鑑定書など作家作品の証明ができるか
6.又玄斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
又玄斎は多くの作品にかかわっています。花押が確認できる作品はものによっては数十万円で取引もされています。又玄斎自作の作品ですと、『臘八』という黒楽茶碗が62,111円で取引されています。直径10.5cm、高さ8cmの大きさで、仕覆、共箱がついている良品でした。古い作品ですと管理が大変ですが、きれいに保っておくことで時代的価値も相まって高い価値がつくこともあるので、良い状態を保ったうえで査定に出しましょう。
7.又玄斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
裏千家8代目として、茶の湯の普及に尽力した又玄斎。又玄斎の茶道具作品は、古流を重んじた作品と言われ、現代でも高い人気を誇っています。数万円から数十万円の買取価格を期待できるでしょう。又玄斎の茶道具を売る際には、まず状態をチェックしましょう。合わせて付属品や署名の有無を確認し、高値での買取を期待しましょう。
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