山田 常山(やまだ じょうざん)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.山田 常山が制作した茶道具を売りたいお客様へ

山田常山は千年の歴史を持つ常滑焼の伝統を受け継いできた山田家当主が代々襲名する名称です。その中でも人間国宝に認定された3代が有名です。その3代が制作する急須は古典的なものからモダンなものまで、100種類以上の形があるとされています。現在は4代となっていて、初代から続く急須の伝統を継承し、日々作陶に精進しています。

このページの目次

2.山田 常山という茶道具作家はどんな人物なのか

山田常山は初代から当代である4代まで続く陶芸家として知られています。初代は中国風の形が整った急須の制作を得意としていて、数多くの作品を残しています。2代は伝統の技を存分に発揮する作風として知られ、著名な画家などの彫刻が施された急須を制作していました。3代は幅広い表現方法を持っていて、古典からモダンなものまで、100種類以上のパターンがありました。また、この3代は人間国宝の認定も受けており、千年の歴史がある常滑焼の伝統を継承し作品を作り続けてきました。

3.山田 常山の経歴・歴史を知ろう

3代山田常山は、1924年に愛知県常滑市で朱泥急須の作陶家2代常山の長男として誕生しました。1961年に名古屋にて個展を初めて開催し、同年3代山田常山を襲名します。1975年には、手作り急須の会創立に伴い会長となります。1998年には重要無形文化財(常滑焼急須)に認定されるなど、常滑焼の発展に大きく寄与した人物として評価されました。

4.山田 常山の茶道具の代表作品はこちら

  • 中国泥急須
  • 常滑焼急須

5.山田 常山が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まずは山田常山の真作であるかが重要です。保証書や鑑定書があればなお良いでしょう。またどの時代の、何代目の山田常山が手がけた作品かも査定のポイントとなります。
特に人間国宝にも認定されている3代の作品は高く査定される傾向があります。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 山田常山本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.山田 常山が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格はどの時代に作られたものか、何代目の作品かによって大きく異なります。
例えば3代山田常山が手がけた『常滑自然釉花入』には約44万円の値がつきました。こちらはサイズが、幅20.4cm、高さ20.5cmで、共箱・共布・栞が付属し、経年によるスレは見られますが無傷の状態でした。
また同じく3代山田常山が手がけた『常滑緋襷横手急須』には約16万円の値がついています。こちらはサイズが、口径4.8cm、胴径5.6cm、全高8.5cmで、共箱付きであり、経年によるスレが見られますが傷がない状態でした。

7.山田 常山が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

山田常山は初代から当代である4代まで続く陶芸家です。主に中国泥急須や常滑焼を中心に制作してきました。人間国宝にも認定された3代は、急須という制約の多い作陶において、造形の幅広さを追求していき、その作品を見れば常山の作品と分かるほどオリジナリティに溢れている作家です。多様性に富み、かつ独自性溢れる確かな技術から、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。

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