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1.和田 美之助が制作した茶道具を売りたいお客様へ

和田美之助は江戸時代から続いている釣鐘鋳造師でその当主が代々継承する名称であり、現在は13代となっています。10代の時に転機があったとされ、この頃から釣鐘以外の茶道具の制作を行い始めるようになります。今現在においても現代感覚あふれる作品の数々は人気が高いとされています。

このページの目次

2.和田 美之助という茶道具作家はどんな人物なのか

和田美之助は初代が京都三条釜座に住み、江戸期釜座の座衆取締などを務め活躍し、「天下一釜師」の称号を与えられたことから和田家の歴史が始まったとされています。9代までは釣鐘師として活躍していて、10代からは釣鐘以外の茶道具の制作にあたるようになります。和田家に伝わる技を踏襲しながらも現代感覚あふれる作品を多く生み出したとされています。

3.和田 美之助の経歴・歴史を知ろう

初代和田美之助は京都三条釜座に居を構えて活躍し、釜や釣鐘を鋳造したことによって「天下一釜師」の号を拝受したとされています。10代の時から茶窯制作を行い始め、12代は花入、炉釜、風炉釜、風炉など斬新な作品を生み出し、現在は13代目となっています。

4.和田 美之助の茶道具の代表作品はこちら

最も重要なのは和田美之助の真作であるかという点です。どの年代に手掛けているか、銘が入っているか、コンディションは良好かも続いて重要な要素です。また、付属品の種類によっても査定額が変わっていきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 和田美之助の真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 銘が入っているか
  • コンディションは良いか(欠けなどはないか)
  • 付属品は残っているか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材は何でできているか

5.和田 美之助が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

相場価格は作品のコンディションが良好か、銘が入っているかによって大きく変動します。例えば『月不如帰貼付銀象嵌丸形鉄瓶』には約55万円の値がつきました。こちらはサイズが約16.5cm×14.6cm×21.6cm、重さ1492g、蓋301g、在銘・共箱が付属し、月や不如帰などの施された文様が印象的な一品でした。また『銅蓋連弁文達磨形鉄瓶』には約47万円の値がついています。こちらはサイズが口径8.3cm、胴径15.3cm、全高20cm、共箱が付属し、状態は良好で、重厚感のある作品でした。

6.和田 美之助が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

和田美之助は先代たちの技を継承して古作釜の研究に取り組み、和田家の秘宝を守りながらも現代感覚あふれる作品を制作してきました。近年では日本各地にある百貨店で個展を開催して作品を発表しています。和田美之助の真作をお持ちでコンディションが良好な場合、高額査定になる可能性があります。

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