辻村 史朗(つじむら しろう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.辻村 史朗が制作した茶道具を売りたいお客様へ

辻村史朗は奈良市東部の山奥にある水間地区で活動を展開しています。各地域の焼物を作ることでも知られ、海外においても高い人気を誇っています。辻村史朗は独学で作陶に励み、その後、彼独自の世界観を確立していきました。また活動地域である水間の大自然を感じさせる自由な造形センスによって生み出される作品は、見るものを圧倒するほどと豪快であると言われています。

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2.辻村 史朗という茶道具作家はどんな人物なのか

辻村史朗の作風の特徴として挙げられるのが「きれいさび」です。これは自然経過によって生じる独特な味を大切にしたつくり方を指しています。人の手によって制作された作品にプラスアルファとして自然による風化が加えられることで神秘的な雰囲気が醸し出されます。

3.辻村 史朗の経歴・歴史を知ろう

辻村史朗は1947年に奈良県で生まれます。18歳のころに日本民芸館にて大井戸茶碗を見たことがきっかけで、陶芸の道に進むこととなります。1968年ころには実家の家業を手伝いながら、独立するために資金作りに励みます。1977年には自宅にて初の個展を開催し、その後も日本国内外問わす活躍し、現在も精力的に活動しています。また、作品の中にはアメリカのメトロポリタンやブルックリンなどの美術館に作品が収蔵されたものもあります。

4.辻村 史朗の茶道具の代表作品はこちら

  • 備前大壷
  • 自然釉丸壷

5.辻村 史朗が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まずは辻村史朗の真作であることが重要です。状態が良好であるかもポイントになります。また付属の品も大事な要素の一つで、例えば作家本人の署名がある共箱や、鑑定人、あるいは親族などの書付がある識箱など、箱の種類によって大きく査定額が変動します。

6.辻村 史朗が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

  • 辻村史朗本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品はそろっているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

7.辻村 史朗が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

相場価格はコンディションが良好か、どの年代に手掛けられ、銘の有無によっても大きく変わります。また、図案や技法によっても取引金額が変動します。
例えば、粉吹茶碗には約27万円の値がつきました。こちらはサイズが直径13.8cm、高さ7.1cm、共箱・共布が付属し、無傷完品で極薄の躍動感あふれる造形が見事な一品でした。
また、唐津茶碗には約23万円の値がついています。こちらはサイズが高さ7.5cm、幅12.8cm、奥行11.8cm、書付共箱・共布・栞が付属し、無傷の状態で、堂々たる造形が見事な一品でした。

7.辻村 史朗の作品の買取についてのまとめ

辻村史朗は特定のエリアの土にこだわることなく、気になる粘土を取り寄せて自分好みにブレンドし、時にはその辺の土で作陶することもあります。信楽焼や備前焼、志野焼などの各地の焼物を制作することで知られていますが、大部分は信楽焼や伊賀焼の焼き締めの作品がほとんどです。辻村史朗の性格を反映させたような堂々とした作品の数々は今もなお多くの人を魅了し続けています。その優れた技術から、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性があります。

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