津田 宗及(つだ そうぎゅう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.津田 宗及が制作した茶道具を売りたいお客様へ
津田宗及は安土桃山時代に活躍した商人であり、茶人でもあります。織田信長が堺に訪れた際には津田宗及の家に泊まり、豊臣秀吉が開催した北野大茶湯では茶会をおこないました。そのことからもわかるように、二人からの信頼を得ていたため、茶堂として活躍しました。また、今井宗久、千利休とともに三宗匠と呼ばれていることでも有名です。
このページの目次
2.津田 宗及という茶道具作家はどんな人物なのか
千利休や今井宗久とともに、茶の湯の天下三宗匠と称された堺の豪商が津田宗及です。父の宗達に茶の湯を学んだ後、織田信長や豊臣秀吉の茶堂をつとめたことでも有名です。また、津田宗及が記した茶会の記録である茶湯日記の『天王寺屋会記』は当時の武将の関係性を知る手掛かりとなるなど、歴史的資料として大切に保存されています。
3.津田 宗及の経歴・歴史を知ろう
津田宗及は、堺の豪商である天王寺屋の津田宗達の息子として生まれました。父は茶人である武野紹鴎の子・宗瓦の門人であったため、父から茶道を教わったとされています。織田信長と出会い、信長主催の茶会に参加し、接待を受けました。1578年に信長が来訪した際に、自邸に立ち寄るなど重用されました。後に実権を握った豊臣秀吉にも信頼を得て、1587年には今井宗久や千利休とともに北野大茶湯で茶会を行いました。
4.津田 宗及の茶道具の代表作品はこちら
- 茶入
5.津田 宗及が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
まずは津田宗及の真作であることが重要です。状態が良好であるかもポイントになります。また付属の品も大事な要素の一つで、例えば作家本人の署名がある共箱や、鑑定人、あるいは親族などの書付がある識箱など、箱の種類によって大きく査定額が変動します。
代表的な茶道具を査定するポイントとは
- 津田宗及本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品はそろっているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.津田 宗及が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
相場価格は作品のコンディションが良好か、どの年代に手掛けられ、銘の有無によっても大きく変わります。また、図案や技法によっても取引金額が変動します。
津田宗及の手掛けた作品は市場にあまり出回っていないとされています。そのため、コンディションが良好で、付属品も揃っている場合は比較的高値で取引される傾向にあります。
例えば『竹茶杓』には84,000円の値がつきました。こちらはサイズが長さ15.4cm、幅0.5cm、不白流開祖である川上不白の筒書が付属し、時代に伴う使用感が見られる状態でした。
7.津田 宗及が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
津田宗及は類い稀なる審美眼により、その時代随一と言われるほど道具の目利きに長けていました、その審美眼を生かして書かれたのが『天王寺屋会記』です。また、茶入の切型をつくったとされ、茶入研究の第一人者として知られています。信長や秀吉の信頼を勝ち取り、三宗匠の一人として非常に重要な人物であることは間違いないでしょう。お持ちの作品が津田宗及の真作で、保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。
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