土田 友湖(つちだ ゆうこ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.土田 友湖が制作した茶道具を売りたいお客様へ

土田友湖は千家十職の袋師であり、その当主が代々襲名する名称です。当代は12代となっています。5代まで仕服を生業としたのですが、それ以降は茶道具の仕覆や服紗、角帯などを作ったことで知られています。また、土田友湖の作品は多くの茶人から愛され、人気も高いとされています。

このページの目次

2.土田 友湖という茶道具作家はどんな人物なのか

当代である12代土田友湖は伝統文様を根幹に華美な金襴など多彩な名物裂を使って緻密に計算された寸法により茶道具を引き立てる作品を発表し、多くの茶人に愛されました。また、世界各地の布を仕立てるなど、袋師してして常にチャレンジし続けていました。

3.土田 友湖の経歴・歴史を知ろう

初代土田友湖は西陣織の仲売人をしていて、袋師である亀岡宗理の弟子となり、その家業を継ぐこととなります。そこで初めのうちは雑巾や手拭、茶巾などを手掛けていました。その後、表千家覚々斎の時に如心斎から友湖の号が贈られることとなります。そこから土田友湖の名はスタートしました。また、5代までは仕服を生業としていましたが、それ以降は茶道具である茶入れの仕覆や服紗、角帯などを作ったとされています

4.土田 友湖の茶道具の代表作品はこちら

  • 好日緞子出帛紗
  • 翠松紹巴緞子出帛紗

5.土田 友湖が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

最も重要なのは土田友湖の真作であるかという点です。どの年代に手掛けているか、銘が入っているか、状態は良いかも続いて重要な要素です。また、付属品の種類によっても査定額が変わっていきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 土田友湖の真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 銘が入っているか
  • 素材は何でできているか
  • 状態は良いか(欠けなどはないか)
  • 付属品は残っているか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

6.土田 友湖が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格は作品の状態が良いか、銘が入っているかによって大きく変動します。例えば『出服紗「本能寺緞子」』には62,000円の値がつきました。こちらはサイズが縦27cm、横28cm、共箱が付属し、新品の状態で、施された柄が見事な一品でした。また席用座蒲団6客には60,000円の値がついています。こちらはサイズが縦41cm、横31cm、共箱が付属し、状態は良好で、シックな色合いが印象的な作品でした。

7.土田 友湖が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

土田友湖は5代までは仕服を専業としていましたが、今現在は服紗や仕覆のほか、角帯、茶壺にかける編、口覆など多岐にわたっています。特に当代である12代は、伝統的な文様を根幹に古雅な緞子など多彩な名物裂を使って緻密に計算された寸法により茶道具を引き立てる作品を生み出しました。土田友湖の作品をお持ちの場合、付属品の有無を確認してから査定してもらうのが良いでしょう。

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