寺田 康雄(てらだ やすお)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.寺田 康雄が制作した茶道具を売りたいお客様へ

寺田康雄は21世紀を代表する陶芸家の一人として知られています。元々彫刻制作をしていたのですが、焼物に魅力を感じ、陶芸の道を志します。収縮率が異なる土を使った作品や亀裂の異なる二種の同色陶板を並べた作品などを制作し、数々の賞を受賞していきます。また、海外での個展開催も多く、国内外で人気が高い作家です。

このページの目次

2.寺田 康雄という茶道具作家はどんな人物なのか

寺田康雄は愛知県瀬戸で代々続く陶芸家の4代をつとめている方です。割烹食器を専門に製造する窯元で、幼少時から薫陶を受けて育ちました。焼物自体の美しさや様式など、伝統を踏まえた自由で豪放な作品は国内だけでなく、海外でも人気が高く、国内外問わず個展を発表しています。

3.寺田 康雄の経歴・歴史を知ろう

寺田康雄は、瀬戸織部焼の3代寺田美山の長男として愛知県瀬戸市に生まれます。
多摩美術大学彫刻家卒業後、彫刻制作をしていましたが、焼物に魅力を感じ陶芸の道に足を踏み入れます。1982年に朝日陶芸展グランプリ受賞してから、数々の展覧会で入選を重ねます。2002年には英国のバナード・リーチ陶房にて日本人として初めてワークショップを開催し、海外にまで活動の幅を広げました。

4.寺田 康雄の茶道具の代表作品はこちら

  • 金滴壺
  • 時の風
  • 日の風
  • 風の球体

5.寺田 康雄が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まず大前提として寺田康雄の真作であるかが重要です。銘入りかどうか、保存状態は良好かも重要なポイントになります。また寺田康雄がどの年代に手がけた作品かによっても大きく査定額が変わってきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 寺田康雄本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.寺田 康雄が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格は保存状態が良好であるかどうか、またどの年代に手掛けられたかによって大きく変動します。
例えば『白金陶南瓜』には15,000円の値がつきました。こちらはサイズが口径7.8cm、高さ6.5cmで、共箱が付属し、南瓜を模した一品です。
また、『桶側平水指』には6,000円の値がついています。こちらはサイズが直径29cm、高さ11.5cmで、在銘で共箱が付属し、非常に爽やかさを感じる水指でした。

7.寺田 康雄が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

寺田康雄は愛知県瀬戸市出身の陶芸家です。陶を用いたパブリックアートやオブジェなども制作し、土の配合、焼成の工夫により陶器の新しい表情を追い求めるという実験的な試みによって、現代アートにまで作域を広げていきました。また、近年には金彩を自由な感性で取り入れた作品をつくり、陶芸の基礎を詳細に記した書籍も刊行しています。
21世紀の日本陶芸界を支える陶芸家の一人でもあり、日本各地の古くからある窯を復元する活動も行っています。その見事な腕前から、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。

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