啐啄斎(そつたくさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.啐啄斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ
啐啄斎は表千家の8代家元です。父が早くに他界したため、わずか14歳の時に代を受け継ぐことになりました。それ以降50年ほどの間、表千家を支えていくこととなります。その最初の30年に関しては記録がほとんど残されていないのですが、45歳の時に天命の大火により多くを失った後でも、すぐさま精力的に活動したと言います。その翌年には利休二百回忌の茶の湯を盛大に開くなど活躍を見せました。
このページの目次
2.啐啄斎という茶道具作家はどんな人物なのか
啐啄斎は、利休二百回忌の茶事や如心斎五十回忌など、大きな席を催すことが多かったとされています。これは長い間表千家を守っているという大きな責任感により生じたこととされています。晩年になると、京屋敷に作った二畳の茶室にこもることが多くなったそうです。この茶室ですが、利休や3代宗且が好んだものとされています。このこのとからも類推できるように、啐啄斎は古流なものを好んでいたとされています。
3.啐啄斎の経歴・歴史を知ろう
啐啄斎は、1744年に表千家7代天然宗左の子として生まれます。その父が早くに亡くなったため、14歳の時に代を受け継ぎました。叔父である一燈宗室や川上不白などの人物から茶道について学び、成人の頃には早くも茶匠となります。その後天命火災によって焼失した屋敷の再建に関わり、利休二百回忌を厳修しました。
4.啐啄斎の茶道具の代表作品はこちら
- 赤楽「慈童」
5.啐啄斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
最も重要な点は、啐啄斎の真作であることです。どの年代に手掛けているか、在銘か、保存状態は良好かも続いて重要です。また、付属品の有無によっても査定額が変わってきます。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 啐啄斎の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 状態は良いか(欠けなどはないか)
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
- 素材は何でできているか
6.啐啄斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
取引相場価格は作品の状態が良好か、在銘であるかどうかによって大きく変動します。例えば『古竹一重花入』には46,500円の値がつきました。こちらはサイズが直径9.5cm、高さ36cm、共箱が付属し、状態は良好で、古竹を巧みに使った枯淡の景色が実に見事な作品でした。また『志野焼香合』には7,750円の値がついています。こちらはサイズが高さ4cm、直径6cm、重さ106g、在銘・箱付きで、時代に伴うスレは見られますが状態は良好な品でした。
7.啐啄斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
長年の間8代目を守った啐啄斎は、復興させた屋敷の一部に反小張りの席を作ったとされています。これは千利休流の侘びの味わいがあるものであったとされています。その他にも、漆塗りの丸卓や香台などを好んで作らせたと言います。これらは古流の中にしっかりとした佇まいが垣間見られるものが多く、啐啄斎の好みの幅は広かったとされています。啐啄斎の真作をお持ちであり、コンディションが良好であるならば比較的高値で取引される可能性が高いです。
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