松風 栄一(しょうふう えいいち)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.松風 栄一が制作した茶道具を売りたいお客様へ

松風栄一は、京都出身で、昭和から平成時代にかけて活躍した日本の陶芸家です。作品は白地に藍でシンプルな染付の文様が特徴で、清潔で淡泊な作風に人気があります。主に茶碗、水指、香炉などの茶道具の陶器を制作、輸出陶器のデザインも行いました。
オーストラリアやフィンランドでは回顧展が開催されるなど、国際的な陶芸家としても多くの作品を残しました。

このページの目次

2.松風 栄一という茶道具作家はどんな人物なのか

松風栄一は、京都府出身の昭和から平成時代に活躍した日本の陶芸家です。
白地に藍で簡素な染付文様が特徴的で、清潔感がありシンプルな作風に人気があります。
初期の頃は半楕球型の壷への絵付けが多くありましたが、晩年は額やオブジェなどを陶芸で表現するなど、新たな試みを行っていました。

3.松風 栄一の経歴・歴史を知ろう

1915年京都で清水焼の陶工をつとめる家に生まれ、幼い頃から陶芸の世界の中で育った松風栄一は、東京美術学校工芸部図案科に進学します。卒業してからは日展を中心に活躍しました。1953年には第9回新日展展で北斗賞、光風会展で光風工芸賞を、1963年には第6回日展で菊華賞、1977年には第63回光風会展で辻永記念賞など、受賞を重ねていきます。1978年には日展評議員となりました。
また、オーストラリアやフィンランドで回顧展が開催されるなど海外でもの活躍し、国際的な陶芸家として多くの作品を残した後、1991年に、食道がんで75歳に亡くなりました。

4.松風 栄一の茶道具の代表作品はこちら

  • 椿絵角皿
  • 椿の里
  • 陶器葉鶏頭花瓶

5.松風 栄一が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

松風栄一本人が作った作品であるか、作品の保存状態はどうか、どの時代のものなのかなど、査定には様々なポイントがございます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 松風栄一本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 保存状態は良好か(カビやシミ、または破れ・破損がないかなど)
  • 茶碗を入れる共箱はあるか

6.松風 栄一が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

松風栄一作の香炉は10,000円で落札されています。染付や赤絵、金彩、柘榴文が施された色彩鮮やかな三足香炉です。サイズは口径5.2cm、胴径10.8cm、高さ10.4cmとお手頃なサイズになっています。現在市場で出回っているものに関しましては、1万円程で取引されているものが多い傾向にあります。

7.松風 栄一が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

主に茶陶、香炉、水指、茶碗などを制作した松風栄一の作品は、染付と色絵が見事で日展などでの数々の受賞作品がありますが、民芸調であたたかみがあるのが特徴です。長い年月家で眠っていたものや、保存状態に不安があっても、予想以上の価値がある場合もあります。買取を検討している場合は、査定を専門家に依頼されることをおすすめします。

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