正阿弥 勝義(しょうあみ かつよし)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.正阿弥 勝義が制作した茶道具を売りたいお客様へ
正阿弥勝義は、幕末から明治の時代に活躍した金工家です。写実性の高い超絶技巧と言われるほどの技術により、数々の美しい金工作品を生み出しました。特に1899年以降京都で制作された作品の評価は高いとされています。また、万国博覧会に作品を出品したことにより欧米での人気も高く、国内外で認められる作家となりました。
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2.正阿弥 勝義という茶道具作家はどんな人物なのか
正阿弥の作る作品は、細やかな彫金と金属の質感を生かした写実的な表現を特徴としており、色や光沢の美しさにも抜きん出るものがあります。装飾として作られる鳥や昆虫のモチーフはまるで本物であるかのようであり、その腕前は一流であると広く認められています。
正阿弥は元々刀装具を制作していましたが廃刀令を受け、花瓶や香炉、彫像などといった美術工芸品を手掛けるようになったと言われています。作品の多くは海外のコレクターに流出していますが、日本でも数館の美術館にて収蔵されています。
3.正阿弥 勝義の経歴・歴史を知ろう
正阿弥勝義は、1832年岡山県に誕生しました。彫金師の父から彫金を学んでいた勝義は、岡山藩御抱え彫金職人の名家である正阿弥家に婿養子に入ります。さまざまな指導を受けたのち、1850年には9代目を踏襲しました。
その後は廃藩置県や廃刀令の影響を受け困窮しましたが、美術工芸品の制作を始め、生活を立て直し、輸出業にも手を出しました。
1899年には京都へ移り、その伝統文化から大きな影響を受け、より優れた作品を生み出すようになります。多くの作品を残した正阿弥勝義は、1908年に脳卒中でこの世を去りました。
4.正阿弥 勝義の茶道具の代表作品はこちら
- 芦葉達磨像
- 群鶏図香炉
- 鯉鮟鱇対花瓶の内鮟鱇
- 柘榴に蝉蓋付飾器
- 雪中南天樹鵯図額
5.正阿弥 勝義が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
正阿弥勝義の作品は人気が高いため、査定の上ではまず真作であるかどうかが重要なポイントとなります。また、共箱の有無も査定額にかかわります。
作品としては、その状態が良いことや出来栄えに優れていることが重要視され、また使われる金属やその重量も査定においてポイントとなります。
- 真作であること
- 共箱があること
- 状態が良いこと
- 出来栄えが良いこと
- 使われている金属の種類や重さ
6.正阿弥 勝義が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
正阿弥勝義の作品は、かなりの高額で取引されます。技術の素晴らしさは勿論、多くの作品が海外に流れてしまっていることもその理由です。作品の参考価格として540万円の評価をつけている美術品サイトもありました。
またオークション市場でも出品されている作品もほとんどなく非常に稀少性が高いため、作品にはかなりの高値がつくことが予想されます。
7.正阿弥 勝義が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
正阿弥勝義は幕末~明治にかけて活躍した金工家であり、その技術は国内外で高く評価されています。細密な彫金や写実力、質感表現などレベルの高い腕前は、超絶技巧とも表現されています。
正阿弥の作品は市場にほとんど出ておらず、稀少性が高いものとなっています。そのため作品にはかなりの値が付くことが期待できます。
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