千利休(せんのりきゅう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.千利休が制作した茶道具を売りたいお客様へ
千利休は侘び茶の完成者として知られ、茶聖と称された人物です。また今井宗久、津田宗及と共に茶の湯の天下三宗匠としても知られています。千利休は楽焼をはじめとして職人を指導することで自分好みの道具を作らせたと言います。自らも茶室の設計や花入、茶杓などの茶道具制作に熱心に取り組みました。
このページの目次
2.千利休という茶道具作家はどんな人物なのか
千利休は戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した茶人で、竹花入や楽茶碗などを作り、侘び茶という現在における茶道の精神の基礎を築き上げた人物として高く評価されています。早くから茶の湯の道に入ったとされ、23歳ころには茶人として知られるようになったと言います。その後は村田珠光が説いていたとされる「不足の美」を自分なりに咀嚼し、茶会の簡素化に努め、侘び茶を大成させました。
3.千利休の経歴・歴史を知ろう
千利休は1522年に大阪の商家の家に生まれました。1540年に武野紹鴎の弟子となり「宗易」と名乗るようになります。その後、織田信長に茶頭として雇われ、豊臣秀吉に仕えることにもなります。その秀吉と共に禁裏茶会や北野大茶湯を催し、茶の湯の第一人者として有名になりましたが、秀吉の逆鱗に触れて、突然その生涯に幕を閉じたとされています。
4.千利休の茶道具の代表作品はこちら
- 孤舟載月
- 花入
5.千利休が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
まずは千利休の真作であることが重要です。在銘であるか、コンディションは良好かもポイントになります。また箱も大事な要素で、作家本人の署名がある共箱や、鑑定人、あるいは親族などの書付がある識箱など、種類によって大きく査定額が変わっていきます。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 千利休本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品はそろっているか(共箱・共布・栞など)
6.千利休が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
相場価格は作品の状態が良好か、どの年代に手掛けられ、銘の有無によっても大きく変動します。また、図案や技法によっても金額が異なります。例えば、千利休自作の『竹茶杓』には約168万円の値がつきました。こちらはサイズが幅17.8cm、覚々斎筒・仕覆・三重箱が付属し、キズや修繕が見受けられますが使用には問題のない状態の茶杓でした。
また、『手造黒茶碗』には約110万円の値がついています。こちらはサイズが幅15.5cm、高さ9.4cm、共箱・塗二重箱・仕覆が付属し、見事な造形で品格の感じる茶碗でした。
7.千利休が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
千利休は何も削るものがない状態まで無駄を省き、緊張感を作り出すという侘び茶の完成者として知られています。織田信長や豊臣秀吉などの茶頭として仕えてきましたが、その侘び茶の完成だけでなく、多くの茶道具開発にも大きく寄与しました。江戸時代になると、千利休の弟子たちが千利休の教えを継承し、独自の解釈で茶の湯を深めていきます。その後庶民にも千利休の教えが広まっていったことを考えるとその功績はとても計り知れないと言えるでしょう。茶人として並々ならぬ発展に寄与した千利休の作品をお持ちであるなら、高値になり得るので査定に出してみてはいかがでしょうか。
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