六閑斎(りっかんさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.六閑斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ

六閑斎は裏千家6代目として多彩な才能と多大なる美意識を持ち合わせた茶匠でした。短命であり、残された作品自体は少ないのですが、その一つ一つが美しく印象に残るものが多いとされています。特に有名なのは手捏ね茶碗である『丙午の茶碗』と呼ばれるものです。残存する作品が少ないがゆえに、現在においてその希少性は高まっています。

このページの目次

2.六閑斎という茶道具作家はどんな人物なのか

六閑斎は父親の常叟宗室が32歳で他界したため、11歳という若さで6代目を継ぎました。数々の巨匠がら教えを乞い、元々持つ美的センスと相まって、数は少ないですが優れた作品を生み出しました。また、絵の才能にも優れるなど能書家の一面もあり筆勢豊かな作品を残したとされています。

3.六閑斎の経歴・歴史を知ろう

六閑斎は裏千家5代目常叟宗室の長男として1694年に生まれました。父である常叟宗室が32歳でこの世を去ったため、六閑斎は11歳という若い年齢で6代目を継ぐ事となります。その後表千家の巨匠とも称される6代目原叟宗左に指導を受けます。また、原叟宗左の長男や天然宗左と親交があり合作の作品を生み出すなど、とても人に恵まれていました。元来持っている才能や独特の美的センスによりこれからと期待されていたのですが、33歳という若さで亡くなりました。

4.六閑斎の茶道具の代表作品はこちら

  • 丙午の茶碗

5.六閑斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

最も重要なのは六閑斎の真作であるかという点です。どの年代に手掛けているか、銘が入っているか、状態は良いかも続いて重要な要素です。また、付属品の種類によっても査定額が変わっていきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 六閑斎の真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 状態は良いか(欠けなどはないか)
  • 銘が入っているか
  • 付属品は残っているか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材は何でできているか

6.六閑斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格は作品の状態が良いか、銘が入っているかによって大きく変動します。例えば、彼が手がけた赤楽茶碗には約15万円の値がつきました。こちらはサイズが口径11.5cm、高さ8.2cm、高台5.3cm、八代一燈宗室書付・共箱・二重箱が付属し、時代に伴う使用感が見られる状態で、独特な風合いが見事な一品でした。また、黒茶碗には80,000円の値がついています。こちらはサイズが直径11cm、高さ8cm、時代に伴うキズやスレを見られる状態で、温もりが感じられる作品でした。

7.六閑斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

六閑斎の茶碗作品において代名詞的存在であるのが、手捏ね茶碗です。フォルムの豊かさはもちろんながら、頃合がよく、味わい深いのが特徴です。しかし、現存するのは10個ほどと言われるほど数が少なく稀少性が高くなっています。六閑斎の作品の真作をお持ちの場合、付属品の有無を確認してから査定してもらうのが良いでしょう。

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