楽 吉左衛門(らく きちざえもん)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.楽 吉左衛門が制作した茶道具を売りたいお客様へ

楽吉左衛門とは、千家十職の一つである楽焼の当主が襲名する名称です。現代は15代目が当主になります。初代長次郎が作成した黒楽は利休の侘の心と合致し、楽焼という陶芸の一分野を築くまでになりました。歴代楽吉左衛門の作品は時代と共に新しい形を模索しており、歴史的・美術的に国内外問わず評価されています。

このページの目次

2.楽 吉左衛門という茶道具作家はどんな人物なのか

楽吉左衛門は千家十職の一つである楽焼の当主が襲名する名称です。楽焼は茶道の歴史とともにあり、時代に合わせて新しい形を模索し続けてきました。楽焼ができた当時は今焼と呼ばれ、新しい茶碗として迎え入れられていました。楽焼は一子相伝で伝えられ、現在も京都に窯を開いています。大胆な箆使いから生み出される楽焼は15代になった今でも人々の心をひきつけています。

3.楽 吉左衛門の経歴・歴史を知ろう

初代の長次郎は、千利休の求めに従って黒楽茶碗と赤楽茶碗を作成しました。独創的な茶碗は当時「今焼」と呼ばれていました。2代目が楽家の工房を統一したことと徳川二代将軍秀より「樂」の印字を送られたことから楽吉左衛門と名乗るようになります。茶道の低迷期には作品数が少なくなることもありましたが、戦後の楽吉左衛門は彫刻学を学び、新しい造形を作り出しました。15代目は陶工だけでなく陶芸作家としても有名です。

4.楽 吉左衛門の茶道具の代表作品はこちら

  • 黒樂茶碗 勾当
  • 黒樂茶碗 いさらい
  • 黒樂茶碗 残雪
  • 黒樂茶碗 嘉辰

5.楽 吉左衛門が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

楽吉左衛門の作品の査定で重要なのは、真作かどうかです。本物であれば作品や共箱に銘が見られるので、確認しておきましょう。また、15代まで受け継がれている名前なので、何代目が手掛けた作品か判別の必要があります。これによって査定結果も変わってくるので、注意しておきましょう。もちろん、作品そのものの状態の良し悪しも大切です。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 楽吉左衛門の真作か
  • 何代目が手掛けた作品か
  • 保存状態は良好であるか
  • 付属品の有無や保存状態

6.楽 吉左衛門が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

楽吉左衛門は楽焼の名匠であり、その作品には非常に高い価値が付けられます。100万円を超えるものも多いほどです。例えば、15代楽吉左衛門が手掛けた『石清水』という名の黒茶碗は、約500万円という驚くべき値段が付けられています。ごつごつとした造形な魅力的な茶碗ですが、こちら1つで500万円の値がついていることから、その人気の高さがわかるでしょう。

7.楽 吉左衛門が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

楽吉左衛門は千家十職の一つである楽焼を代々作成している名門です。一子相伝で技術を伝え茶碗の伝統を守ると共に、時代に合わせて新しい茶碗を世に送り出しています。いつの時代の当代でも素晴らしい茶碗ばかりなので、高額査定になる可能性があります。

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