音丸 淳(おとまる じゅん)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.音丸 淳が制作した茶道具を売りたいお客様へ
音丸淳は、紫綬褒章受章者として知られる漆芸家です。茶道具では堆漆茶杓や堆漆茶入が人気を博しており、その優美なデザインは世界でも高い評価を得ています。今回は、そんな音丸淳の解説や作品の査定ポイントなどについてまとめてみました。
このページの目次
2.音丸 淳という茶道具作家はどんな人物なのか
音丸淳の作品は、漆工の伝統的な美しさと世界的美術の観点が融合しているのが特徴です。茶杓や茶入れ、角皿など、その造形に巧みに漆を取り込んだ作品は、他では見ることのない唯一無二の美しさを持ち合わせています。
3.音丸 淳の経歴・歴史を知ろう
音丸淳は1929年、人間国宝である音丸耕堂の三男として香川県高松市に生まれました。修行に励んだ音丸淳は22歳という若さで日展に初入選を果たすことになります。東京美術学校工芸科を卒業の後、イタリアに留学した音丸淳は漆芸の新たな世界を切り拓き、以降日展へ約30回連続で入選します。1963年には、日本伝統工芸展にて『堆漆茶入』が文化財保護委員長賞を受賞しました。1988年には紫綬褒章受章を授与されるなど、その活躍は現在もなお高く評価され続けています。
4.音丸 淳の茶道具の代表作品はこちら
- 堆漆金連糸茶入
- 堆漆木目文角皿
- 堆漆茶入
5.音丸 淳が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
その漆工芸の美しさが魅力的な音丸淳の作品は、保存状態の良さが査定時の大きなポイントとなります。なおかつ、本人の作であるという証明ができる鑑定書や、共箱がついているものであるほど、高い査定額を見込むことができるでしょう。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 保存状態は良好か(傷や欠けはないかどうか)
- 共箱や栞、共布、仕覆といった付属品はそろっているかどうか
- 本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
6.音丸 淳が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
音丸淳の作品は、保存状態の良さが金額に大きく影響してきます。例えば、『堆漆茶杓銘・華甲』は実際にネットオークションで28万円で取引されています。こちらはべっ甲と漆だけで作られた全長18.3cmの茶杓となっており、音丸淳の作品の中でも人気の逸品となっています。他にも、幅5.8cm、高さ8.4cmの『堆漆茶入』は約21万円で取引されています。こちらは共箱と外漆箱に仕覆の付いた、大変状態の良い美品となっています。
7.音丸 淳が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
巧みな技術を持った音丸淳は、今後も国内のみならず世界で語り継がれる作家として注目を集めています。漆を斬新に取り入れた優美な茶道具は、茶会でも常に一定の価値を持ち続けており、査定時には高価買取が期待できる作品のひとつであるといえるでしょう。
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