奥田 木白(おくだ もくはく)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.奥田 木白が制作した茶道具を売りたいお客様へ
奥田木白は幕末に活躍した陶芸家です。各地の焼き物を研究し、その圧倒的陶技で地方窯にあった赤膚焼を芸術性ある名陶として広く世に知らしめ、赤膚焼中興の祖と称されました。その温かみのある作品は人気も高く、数多くのファンがいることで知られています。
このページの目次
2.奥田 木白という茶道具作家はどんな人物なのか
奥田木白はもともと陶芸とは縁もゆかりもなく、30代半ばで趣味程度で楽焼を始めたのですが、その技は天才的なものがありました。楽焼をマスターした後、各地の名品の写しを次々と生み出しました。また、地方窯であった赤膚焼を芸術性ある名陶として、広く世に知らしめた功績は高く評価されるだけでなく、その作品の人気が高い人物でもあります。
3.奥田 木白の経歴・歴史を知ろう
奥田木白は1799年に大和国郡山城下の堺町で生まれます。普段から茶や俳諧を愛した風流人として知られ、後に家業を廃業し陶工となりました。1835年で楽焼を始め、1840年には赤膚焼伊之助窯で本焼を始めたとされています。その後数多くの赤膚焼の作品を手掛けていきました。
4.奥田 木白の茶道具の代表作品はこちら
- 富士茶碗
- 靭猿置物
- 雛菊茶碗
- 鹿香合
5.奥田 木白が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
最も注目すべき点は奥田木白の真作であるかどうかです。どの年代に手掛けているか、在銘か、保存状態は良好かも続いて重要な要素です。また、付属品の有無によっても査定額が変動します。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 奥田木白の真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 在銘であるか
- 保温状態は良好か(欠けなどはないか)
- 付属品は残っているか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 素材は何でできているか
6.奥田 木白が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
取引相場価格は作品の保存状態が良好か、在銘であるかによって大きく変わります。例えば『龍浮彫茶碗』には約20万円の値がつきました。こちらはサイズ径10.8cm、高さ6.5cm、共箱が付属し、内側に擦り傷が見られる状態で、施された龍の生命力を感じる一品でした。また『赤膚焼富士絵茶碗』には約10万円の値がついています。こちらはサイズが高さ7.5cm、直径11.7cm、在銘・共箱が付属し、無傷完品で、大胆な富士の絵が見事な一品でした。
7.奥田 木白が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
奥田木白は本格的に作陶をスタートしたのは遅かったのですが、その技は天才的と称されるほどでした。楽焼を習得するだけでなく、各地の名品の写しを次々と作ったことで、諸国模物と呼ばれるほどになりました。また奥田木白がつくる赤膚焼は優しい赤み特徴的で、その温かみのあるテイストが人気も非常に高いとされています。奥田木白の作品をお持ちであり、それが真作でコンディションが良好であるならば比較的高値で買取される傾向にあります。
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