小川 待子(おがわ まちこ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.小川 待子が制作した茶道具を売りたいお客様へ

小川待子は陶芸の新たなジャンルを切り開いた陶芸家として有名です。マイナス要素とされていた「ひび」や「欠け」をプラス要素に転換して考えることにより、自然のプリミティブな部分の良さを意識した独自の作風を生み出しました。近年では個展を精力的に開くなどし、茶器や茶碗などの茶陶も手掛けています。

このページの目次

2.小川 待子という茶道具作家はどんな人物なのか

小川待子は器の形を軸として、「ひび」や「欠け」など土が本来持つ性質を存分に生かした作品を多く手掛けています。これは西アフリカに滞在した経験が生きている証でもあります。特にそこでの生活などを見て研究したことを反映させた作風は、原始的な美しさが垣間見ることができ、独自の雰囲気を醸し出していると言われています。

3.小川 待子の経歴・歴史を知ろう

小川待子は1946年に北海道で生まれます。1969年に東京藝術大学美術部工学科を卒業すると、同年にパリのフランス国立工芸学校の研究生として陶芸を学びます。1979年には西アフリカの各地に赴き、そこで現地特有の陶芸に触れ、研究を重ねます。その後、タカシマヤ文化基金新鋭作家奨励賞や日本陶磁協会賞を受賞しました。最近では精力的に個展を開催するなどして、世に作品を発表し続けています。

4.小川 待子の茶道具の代表作品はこちら

  • 2002-WA-BLUE 六
  • 掘り出された時

5.小川 待子が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

最も重要な点は、まず小川待子の真作であることです。銘入りか、保存状態は良好かも続いて重要です。また、付属品の有無によっても査定額が変わってきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 小川待子本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.小川 待子が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格は作品の状態が良好か、またどの年代に手掛けられ、銘の有無によっても大きく変動します。例えば『月白茶碗』には約10万円の値がつきました。こちらはサイズが高さ7.0cm、幅11.6cm、奥行9.5cmで、共箱が付属しておりました。また、状態は良好で、焼成時に生まれたヒビによって、味わい深さが感じられる一品です。
また『ぐい呑』には48,000円の値がついています。こちらはサイズが直径9.3cm、高さ6.8cmで、共箱・共布が付属していました。また、無傷完品で陶土の素材を存分に生かした一品でした。

7.小川 待子が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

小川待子は北海道出身で女性の陶芸家です。独自の世界観を持つ作品が注目され、伝統にとらわれない自由な発想で作る器が評価されています。従来は陶芸の世界においてあまり良しとされていなかった「ひび」や「欠け」などをポジティブに捉えたことにより、陶芸界に新たな風を吹き込んだとされています。その柔軟で自由な発想から、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。

その他の茶道具について