織田 有楽斎(おだ うらくさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.織田 有楽斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ

織田有楽斎は、織田信長の弟であり、茶人として知られています。有楽斎は、有楽流の創始者であり、自らで復興に尽力した如庵にて、晩年は茶道三昧の日々を送ったとされています。有楽斎の茶は「客をもてなすをもって本義となす」と評されているなど、千利休にも一目置かれ、利休十哲の一人として名高い評価を受けている茶人です。

このページの目次

2.織田 有楽斎という茶道具作家はどんな人物なのか

織田有楽斎は、織戸信秀の11男として誕生した、織田信長とは年齢が13歳も離れている弟にあたる人物です。前半生に関しての記録は残っておらず、不明点も多いのですが、本能寺の変で逃げ延び豊臣秀吉に仕え、その後は千利休から茶道を学びます。有楽斎は利休十哲の一人とされていて、秀吉が亡くなった後も茶人としての活動を行いました。また、有楽斎は有楽流という流派の創始者でもあり、京都建仁寺の正伝院を再興して隠棲しました。有楽斎は独自の茶風を展開する人物として知られ、亡くなるまで茶の道を究めました。

3.織田 有楽斎の経歴・歴史を知ろう

織田有楽斎は、織田信秀の11男として1547年に生まれました。本能寺の変の後は豊臣秀吉に仕え、秀吉没後は徳川家康に仕えました。大坂冬の陣の和議交渉をまとめた後に、京都での隠居生活を始めます。茶の道の集大成と言えるのが復興に尽力した京都建仁寺正伝院に設けた茶室・如庵です。有楽斎は亡くなるまでこの隠居所で茶の道に明け暮れる日々を過ごしました。

4.織田 有楽斎の茶道具の代表作品はこちら

  • 井戸茶碗
  • 大井戸茶碗(銘:有楽)

5.織田 有楽斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まずは織田有楽斎の真作であるかが重要です。保証書や鑑定書があればなお良いでしょう。
また、署名(銘)が入っているかどうか、状態は良いかなども買取の査定ポイントとして重要になってきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 織田有楽斎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか、箱が残っているかなど)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品がきちんと揃っているか

6.織田 有楽斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格はどの年代に作られたものか、保存状態が良好かによって大きく異なります。
例えば、在銘ありの竹茶杓は約18万円の値がついています。共箱・共布が付いていて、経年の汚れやスレが見られる状態でした。織田有楽斎の作品はあまり市場に出回っていないため、場合によっては高値取引される可能性があります。そのためお持ちの物に有楽斎の銘が入っているかどうかを確認してみるのもよいでしょう。

7.織田 有楽斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

織田有楽斎は、信長の弟にあたる人物で千利休にも一目置かれ、利休十哲の一人とされている人物です。茶の道の集大成として復興に尽力した京都建仁寺正伝院に設けた茶室・如庵にて、有楽斎は亡くなるまで茶を究める生活を送りました。有楽流の創始者として名高い評価を得ている有楽斎の茶のスタイルは、格調高さと優美さを兼ね備えているのが特徴とされ、現代においても有楽流は煎茶流派の中で独自の立ち位置にいます。
あまり市場には出回っていない織田有楽斎の作品ですが、もしお持ちであり真作で保存状態の良い場合は高額査定になる可能性もあります。

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