認得斎(にんとくさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.認得斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ
認得斎は9代石翁宗室の長男として1770年に生まれ、その父が亡くなったのをきっかけに35歳で10代目を継ぎました。認得斎が好んだものは、侘びと華やかさを兼ね備えた作品が多く、当時の背景と裏千家の有様を描いたと言われています。また、町人文化の爛熟さを反映させつつも、佇まいを大事にするなどして、華やかなのに落ち着いた印象の作品をつくりました。
このページの目次
2.認得斎という茶道具作家はどんな人物なのか
認得斎は裏千家歴代では珍しい壮年の35歳で宗匠を継いだとされています。好み物は華やかな印象のものが多いとされています。また、地味で派手、派手で地味というような絶妙なバランスのとれた、優れた作品を数多く残したことでも知られています。
3.認得斎の経歴・歴史を知ろう
認得斎は1770年に9代不見斎の長男として生まれます。父である石翁宗室が13歳で利休一百回忌の花生をおこなったように、20歳の時に認得斎も利休二百回忌で花を生け、多くの人にその才を見せつけました。父が亡くなってから4年後の35歳の時に裏千家10代目と継承します。その後も宗旦百五十回忌や一橙五十回忌、少庵二百回忌や泰叟百回忌などの数々の茶事を開催しました。
4.認得斎の茶道具の代表作品はこちら
まず初めに認得斎の真作かどうかが重要になります。どの年代に手掛けているか、在銘か、コンディションは良好かも続いて重要な要素です。また、付属品の種類によっても査定額が変動します。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 在銘かどうか
- コンディションは良好か(欠けなどはないか)
- 付属品は残っているか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 素材は何でできているか
- 人気の作品かどうか
5.認得斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
取引相場価格は作品のコンディションが良好か、在銘かによって大きく変動します。例えば、彼の茶杓には約33万円の値がつきました。こちらはサイズが長さ19.1cm、幅1.1cm、玄々斎箱が付属し、時代に伴うスレが見られる状態で、シンプルな造りが印象的な作品でした。また『無事』という竹茶杓には51,000円の値がついています。こちらはサイズが全長18cm、共箱が付属し、経年によるスレ等が見られる状態で、佇まいが見事な一品でした。
6.認得斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
認得斎は20歳という若いころに利休二百回忌で花を生け、多くの人々にその美術センスを見せつけました。裏千家10代を継承してからも宗旦百五十回忌をはじめとして多くの茶会を開くなど、文化文政の時代を生きました。認得斎の作品の真作をお持ちで、コンディションが良好ならば高額査定が期待できます。
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