無限斎(むげんさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.無限斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ
無限斎は裏千家14代目として、裏千家の発展、茶の湯の普及に尽力した茶道家です。無限斎という呼び方以外に淡々斎という号もあり、淡々斎の名がついている茶道具が多いため、売却の際に注意が必要となります。今回は無限斎の茶道具作品をお持ちの方に向けて、買取相場や買取査定ポイントについて解説していきます。
このページの目次
2.無限斎という茶道具作家はどんな人物なのか
裏千家14代目の無限斎は、戦中、戦後と社会の変化が著しい中、裏千家を守り茶の湯を普及した茶道家です。茶道に関わる組織をまとめた淡交会の設立や裏千家の元となった茶室・今日庵の法人化などに取り組みました。日本での茶の湯の普及活動だけでなく、ハワイやブラジルでの茶室建設など海外にも日本の文化を伝えています。茶道具についても、多くの作品を作っています。自由な作風と美しさを表現した茶道具を作ったり、書の才能を生かして箱書きを書いたりするなど、多彩な才能を発揮しました。
3.無限斎の経歴・歴史を知ろう
無限斎は13代目鉄中宗室の子として、明治時代の1893年に生まれました。昭和の1964年まで生き、明治・大正・昭和を経験した茶道家でもあります。父である鉄中宗室の死を受けて、碩叟宗室として14代目となります。無限斎という号は大徳寺円山伝衣老子に、淡々斎の号は九鬼隆一男爵に授けられています。1940年に茶道組織の淡交会を設立し、現在も続いています。そのほかにも裏千家の法人化や海外への茶道普及にも奔走しました。国内では、教育現場への茶道教育の導入、茶室の寄贈などを行い、淡々斎の名が各地に残っています。
4.無限斎の茶道具の代表作品はこちら
無限斎の茶道具作品の査定ポイントの一つとして、付属品の有無が挙げられます。茶道具には、茶碗などの作品だけでなく、作品を入れる袋や箱、証明書などが付属しています。付属品そのものにも価値があり、付属品がそろっていることで高値での買取を期待することができます。付属品が不要であったり、劣化してしまったりしていても、捨てずにとっておき、作品と一緒に査定に出しましょう。
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 箱や証明書など付属品があるか
- 作品の状態は良好か
- 無限斎の真作か
5.無限斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
無限斎の茶道具作品は、淡々斎の号で作られたものも多いので、そちらも考慮しなければなりません。自作の茶道具が市場に出回っていることは少ないですが、中には無限斎自作の茶杓がネットオークションで出品されており、こちらは208,000円で落札されています。長さが18.2cmの茶杓で、箱もついた無傷の作品でした。
6.無限斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
無限斎は、淡々斎という号も持つため、茶道具売却の際は、証明書や署名などを一度チェックしましょう。無限斎の書が付いた作品も多いため、貴重な茶道具をお持ちの場合は、書にも注目する必要があります。数十万円の買取価格を期待できるため、付属品をしっかりそろえた上で、無限斎の茶道具を査定に出してみましょう。
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