三輪 栄造(みわ えいぞう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.三輪 栄造が制作した茶道具を売りたいお客様へ

三輪栄造は、山口県出身の陶芸家です。オリジナルの表現方法を模索し続けた萩焼作家として知られ、ユーモアあふれる「男のネックシリーズ」や金銀彩で幾何学模様の「雪月花シリーズ」など作風に幅のある作家として大変人気です。
彫刻科で得た技術と三輪家が持つ独特の「休雪白」を織り交ぜた作品は、今もなお人々を魅了し続けています。

このページの目次

2.三輪 栄造という茶道具作家はどんな人物なのか

三輪栄造は、昭和から平成にかけて活躍した日本の陶芸作家です。萩焼の基礎を根幹に置きながらも、彫刻のような鋭い造形感覚により、水指、皿、茶器などを中心に制作しました。その確かな腕前が評価され日本工芸会会員にもなるなど期待も高かったのですが、病に倒れて53歳で亡くなりました。

3.三輪 栄造の経歴・歴史を知ろう

三輪栄造は山口県で1946年に誕生しました。1970年、武蔵野美術大学彫刻科を卒業した後、伯父である三輪休和の養子となります。1978年~1981年にかけて日本工芸会山口支部展で朝日新聞社賞やNHK山口放送局賞など数々の賞に輝きました。1983年には日本工芸会員となります。その後も精力的に活動し多くの賞を受賞することになり、次世代を担う陶芸家として期待も高まっていました。しかし、病にかかり53歳という若さでこの世を去りました。

4.三輪 栄造の茶道具の代表作品はこちら

  • 白萩灰被り面取花入れ
  • 陶筥
  • 萩窯変鉢
  • 金銀彩水指

5.三輪 栄造が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まずは三輪栄造の真作であるかが重要です。保証書や鑑定書があればなお良いでしょう。またどの時代に手がけた作品かも査定のポイントとなります。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 三輪栄造本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.三輪 栄造が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格はどの時代に作られたものか、保存状態は良好かによって大きく異なります。
例えば『金銀彩茶入』は約8万円の値がつきました。寸法は、幅5.8cm、高さ8.5cmで共箱が付属し、経年による擦れなどは見られましたが無傷の状態でした。
また、現代風のデザインが魅力の一品である『金銀彩四角香炉』は約6万円の値がついています。寸法は、縦19.0cm、横10.0cmで、共箱が付属し、底部に銘があり美品でした。

7.三輪 栄造が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

三輪栄造は、人間国宝でもある11代三輪休雪の次男として生まれて、叔父である三輪休和の養子になり、家業の三輪窯で修業しました。その後独立を果たすと、数々の賞を総なめにし、日本工芸正会員となりました。次世代を担う作家として非常に注目度も高かったのですが、53歳という若さで亡くなったため、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。

その他の茶道具について