三浦 小平二(みうら こへいじ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.三浦 小平二が制作した茶道具を売りたいお客様へ

三浦小平二は、独特な青磁技法に色絵を組み合わせた現代的な青磁で有名な陶工です。器自体も現代的感覚で作られており、日本だけでなくニューヨークやパリで個展が開かれるなど国際的にも高く評価されています。重要文化財「青磁」保持者であり、紫綬褒章受賞者でもあるという高い技術から、高額査定になる可能性があります。

このページの目次

2.三浦 小平二という茶道具作家はどんな人物なのか

三浦小平二は、佐渡の赤土と青磁技法を組み合わせる独特な青磁を確立し、さらに色絵を施すなど独自の作風を作り出した陶工です。中国やモンゴルなどのアジア、中近東や東アフリカ訪問の経験が器にも投影されています。器の造形や色彩美は日本だけでなく国際的にも高い評価を得ています。1985年にエリザベス2世が留学した際には、『青磁花瓶』が留学記念として送られました。

3.三浦 小平二の経歴・歴史を知ろう

三浦小平二は1933年新潟県佐渡郡相川町に生まれます。1995年に東京藝術大学を卒業後、加藤土師萌の元で青磁を学びます。1969年に中近東・東アフリカ、1978年に中国やモンゴルを巡り、陶芸の技術を学んで作品に投影しました。特に古代中国の南宋官窯に強い影響を受け、佐渡の赤土に青磁釉をかける技法を編み出します。1961年の新日展に初入選後、数々の賞を受賞しました。1973年に父の他界で小平窯を継承します。1990年に東京藝術大学の教授に就任し、2000年には名誉教授になりました。1996年に紫綬褒章を受賞することになりました。1997年重要文化財「青磁」保持者に認定されます。2006年に73歳でこの世を去りました。

4.三浦 小平二の茶道具の代表作品はこちら

  • 青磁孔雀飾り筒(1987年)
  • 青磁香炉象(1992年)
  • 青磁水鳥蓋物(2006年)
  • 青磁豆彩曼荼羅文蓋物(1986年)

5.三浦 小平二が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

高額査定ポイントは三浦小平二の真作であることです。銘・保証書・付属品の有無、保存状態のレベルによっても査定額が大幅に変化します。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 三浦小平二の真作か
  • 三浦小平二の署名(銘)があるか
  • 保存状態(欠けや色あせ)
  • 付属品(共箱・共布・栞・保証書)などがのこっているか

6.三浦 小平二が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

三浦小平二の作品の取引相場は、保存状態、銘の有無、付属品・保証書の有無で大幅に変化します。例えば、『青磁豆彩アフガンの水汲み香炉』は約78万円という高い値がつきました。底に銘があり、淡い青磁の色合いと透明感が素晴らしい作品です。他にも、『青磁葵花式鉢菓子器』には45万円の値が付きました。高さ9cm、直径22.5cm、重さ584gで、共箱、栞、真作保証付きで、全体的に貫入のある一品でした。

7.三浦 小平二が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

三浦小平二は独特な青磁技法に色絵を組み合わせた青磁を確立した陶工です。器自体も現代的な感覚で作られており、日本だけでなく国際的にも高く評価されています。三浦小平二の真作保証付があり、保存状態がよいものであれば高額査定になる可能性があります。

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