三浦 竹泉(みうら ちくせん)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.三浦 竹泉が制作した茶道具を売りたいお客様へ

三浦竹泉は、5代続く京焼の窯元・名跡です。初代の京焼にヨーロッパの色彩を応用する作風は京焼の発展に貢献しており価値があります。2代目は襲名5年目で早世したため、貴重になっています。3代目の作品は襲名の期間が10年という短い期間だったので、珍しくなっています。4代目の作風は繊細で優美であると高い評価を得ています。当代の5代目は京焼新しい姿を模索し斬新な作品を生み出していると好評で、どの代も人気のある作家です。

このページの目次

2.三浦 竹泉という茶道具作家はどんな人物なのか

三浦竹泉は、京焼の窯元・名跡です。当代で5代目になっています。初代は京焼にヨーロッパの色彩を取り入れる作風で京焼の歴史を発展させました。染付、祥瑞、吹墨、色絵、金襴手などを得意としています。2代目が襲名5年後に早世したあとは弟の3代目が襲名し、家督を譲った後も「竹軒」として作品を作っています。4代目は赤絵、金襴手、色絵、染付、白磁などの茶陶・煎茶器の作成に尽力しました。5代目は新しい茶器の模索を続け、国内で個展を開いています。

3.三浦 竹泉の経歴・歴史を知ろう

三浦竹泉は、京焼の窯元・名跡で現在は5代目になっています。初代は1853年に生まれました。高橋道八に弟子入りした後に独立し、五条坂に築窯します。ヨーロッパの色彩を磁器に取り入れる作風で京焼の進展に貢献しました。国内だけでなくシカゴやパリの万国博覧会で称賛されています。2代目は襲名後5年目に早世し、弟が3代目に襲名します。4代目は繊細で優美な煎抹茶器を制作していました。当代である5代目は1972年に襲名します。京焼の歴史研究の第一人者でもあります。

4.三浦 竹泉の茶道具の代表作品はこちら

  • 倣明嘉靖窯五彩磁萬暦花卉図方盂(初代)
  • 倣古青華白兎画舫図皿(初代)
  • 金襴手遊蝶文花生(5代目)
  • 宋窯白瓷写切子形水注(5代目)

5.三浦 竹泉が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

三浦竹泉の高額査定は真作であることが第一条件です。三浦竹泉は5代目までいるので、何代目に作られたのか。銘は確認できるか、美品かどうか、保証の有無、備品の充実度にも左右されます。また、裏千家の家元の書付の有無も高額査定のポイントになります。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 何代目の三浦竹泉か
  • 三浦竹泉の署名(銘)が確認できるか
  • 保存状態(欠けや色あせ)
  • 付属品の有無(共箱・共布・栞・保証書などが残っているか)
  • 裏千家の家元の書付があるか

6.三浦 竹泉が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

三浦竹泉の相場価格は真作であるかどうかで変わってきます。その他にも作品の状態、在銘か、付属品が揃っているか、保証つきかも重要です。例えば五代三浦竹泉作の『色絵紅梅図水指』には20万円の値が付いています。高さ約15.8cm、胴経約15.0cm、付属品は紙2重箱で裏千家15代の鵬雲斎が書付をしています。水差し一面に梅の絵付けが施された優雅な一品でした。また、二代三浦竹泉作の『倣南蛮窯茶瓶』一対には約48万円の値がついています。幅10.8cm、胴経8.3cm、高さ8.3cm、共箱・在銘・共布付で、三浦竹泉の作品としては珍しい南蛮急須の作品でした。

7.三浦 竹泉が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

三浦竹泉は、5代続く京焼の窯元・名跡です。家元であった期間に幅があるため、襲名期間が短かった2・3代目の作品は特に高価買取になると予想されます。三浦竹泉の作風は幅広いので、京焼以外の焼物も三浦竹泉である可能性があり、高額査定も期待できます。

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