松浦 鎮信(まつうら しげのぶ)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.松浦 鎮信が制作した茶道具を売りたいお客様へ

平戸にオランダ商館の誘致に成功した松浦鎮信は、平戸貿易を活性化させるなど初代藩主として活躍します。また茶人としても知られ、松浦鎮信公の自作茶杓と認められた作品は高額買取をされることがあります。

このページの目次

2.松浦 鎮信という茶道具作家はどんな人物なのか

松浦鎮信は江戸前期の平戸藩の藩主であり、武将としては関ケ原の戦いでは東軍に参加していました。また島原の乱など多くの問題を抱えながらも、オランダ船の誘致に成功するなど栄えた平戸貿易のきっかけを作りました。
また、松浦は若い頃から茶道を好み、様々な流派を研究した後に片桐石州を師事し、鎮信流という新たな流派を生み出しました。

3.松浦 鎮信の経歴・歴史を知ろう

松浦鎮信は安土桃山時代の大名であり、豊臣秀吉のもとで文禄・慶長の役に出陣、また関ケ原の戦いに参加したのち初代の平戸藩藩主となりました。島原の乱では、長崎の警備にあたり、鎖国に伴いキリシタンの弾圧を行いました。後に鎮信流という茶道の流派を生み出しました。晩年は出家し、平戸法印とよばれていました。松浦鎮信自ら建立しまた葬られている最教寺に松浦鎮信の像があります。

4.松浦 鎮信の茶道具の代表作品はこちら

  • 菊紋章蒔絵入竹茶杓

5.松浦 鎮信が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

松浦鎮信本人の銘があるものや箱書があることが高額査定へとつながります。新品同様傷がほとんどなければ査定ポイントは高くなりますが、使用をしていて問題ない程度の傷であれば買取されます。しかし共筒や外風呂敷など付属のものがなければ、買取査定は下がります。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 松浦鎮信本人の作であるかどうか(証明書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか、箱がのこっているかなど)

6.松浦 鎮信が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

『菊紋章蒔絵入竹茶杓』という作品が178,000円で落札されています。状態は中古であり傷や修繕が見受けられるのですが、松浦鎮信の銘が入った希少な作品です。幅は18.2cmで共筒、古筆了伴極箱、藪内十一代透月斎(二重箱) 仕覆、外風呂敷等がしっかり付属されおり、本物保証がされてあります。松浦鎮信の作品は市場に出回っていることが少ないため、希少性があり高値で売れることも珍しくないでしょう。

7.松浦 鎮信が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

鎮信流といわれる流派の祖となった松浦鎮信の作品は高額買取されることが多く、状態がよく松浦鎮信作であることが証明されれば、中古でも10万円以上で取引されることがあります。松浦鎮信本人の銘がある品物はあまり市場に出回っていないため、より高額買取になる可能性があります。

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