松尾 楽只斎(まつお らくしさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.松尾 楽只斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ
松尾楽只斎は江戸時代の茶人として知られています。松尾流を開いた彼の作品には、溜塗汁次、灰杓子など、江戸中期の茶湯に使用された珍しい茶道具が多々あります。
松尾流初代である松尾楽只斎の作品は、年代も相まって高い価値がつく作品もなかにはあります。
このページの目次
2.松尾 楽只斎という茶道具作家はどんな人物なのか
松尾楽只斎というのは号であり、本名は松尾宗二といいます。表千家6代である覚々齋を師事し、そのもとで学んだ後に大成して松尾流を開きました。
楽只斎は京都において、五摂家の近衛・鷹司の両家の殊遇をうけ、茶入・茶杓・茶碗などを賜りました。命を受けて木賊蒔絵の面中次を好んだと言われています。蓋に菊をデザインした荘厳華麗ものなど、この時代から、松尾流の後代の人たちが器物に木賊をたびたび用いるようになりました。
3.松尾 楽只斎の経歴・歴史を知ろう
松尾楽只斎は1677年に京都で生まれました。松尾家に養子で入った彼は、始めは町田秋波に茶を学び、その後表千家6代の覚々斎のもとで修行し、松尾流という流派を開きました。後に高田太郎庵らに茶を教えて、名古屋での茶湯の普及に努め、1752年に75才で亡くなりました。
4.松尾 楽只斎の茶道具の代表作品はこちら
- 赤茶碗 銘「松雨」
5.松尾 楽只斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
松尾楽只斎の作品はどれでも人気が高く、特に汁次や花入れ、灰杓子などの茶道具があります。査定のポイントとしては、まず本人作の作品かどうか、保存状態が良いかなどが挙げられます
代表的な茶道具を査定するポイントとは- 松尾楽只斎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
- 共箱はあるか
- 保存状態は良好か(カビやシミ、または破れ・破損がないかなど)
6.松尾 楽只斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
江戸中期の名古屋茶人、松尾楽只斎の茶道具は大変人気が高く、自作の茶碗は特に貴重ですが、数が出回っていないのが現状です。
例えば、松尾楽只斎が自作した、『割蓋茶入』は55,000円で落札されています。大きさは幅が9.3cmで高さが4.9cmの茶入です。目立った傷もなく、箱付きということもあり価値の高い作品となっています。
他にも、茶碗が50,000円で落札されており、色合いに風情があり仕覆までついている作品もありました。
7.松尾 楽只斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
松尾流初代の松尾楽只斎の茶道具は、数は少ないですが人気は高いです。
長い年月家で眠っていたものや、保存状態に不安があっても、予想以上の価値がある場合もあります。買取を検討している場合は、査定を専門家に依頼されることをおすすめします。
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