松井 康陽(まつい こうよう)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.松井 康陽が制作した茶道具を売りたいお客様へ

松井康陽は人間国宝である松井康成の息子であり、康成の練上の技法を受け継ぎ日本伝統工芸展に3年連続で入選するなど実績があります。そのため評価が高く、状態によっては高額で売る事が出来る可能性があります。

このページの目次

2.松井 康陽という茶道具作家はどんな人物なのか

松井康陽は練上の技法を生み出した父である松井康成の技を引き継ぎ、さらに現代的なデザインを取り入れることにより端正な模様が多いことで有名です。陶器としては珍しい宇宙を思わせるような革新的なデザインを取り入れるなど、人気が高くなっています。作品のタイトルも『10年後のわたし』など未来を陶器で表したものが多いのが特徴的です。

3.松井 康陽の経歴・歴史を知ろう

1962年に陶芸家の松井康成の長男として生まれました。つくば大学芸術専門学群彫刻家を卒業したあと、父に師事します。その後1991年に日本伝統工芸展に入選し、1999年にはNHK主催の日本の工芸100選のパリ展にて招待出品を行い、その後も日本橋三越本店で個展を開催、茨城県陶芸美術館主催の陶芸の今展に招待出品するなど目まぐるしい実績をあげて、現在でも活躍をしています。また本工芸会の正会員であり、そちらでも活動しています。

4.松井 康陽の茶道具の代表作品はこちら

  • 椋灰釉練上線文大壺
  • 椋灰釉練上線文深鉢

5.松井 康陽が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

松井康陽本人の作であるかが最も大切であり、証明書があればさらに高額買取につながります。また保管方法も影響し、新品と変わらない状態であればあるほど査定ポイントは高くなります。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 松井康陽本人の作であるかどうか(証明書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか、箱がのこっているかなど)

6.松井 康陽が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

松井康陽の『椋灰釉練上酒呑』という作品が40件の入札ののち44,944円で落札されました。こちらの作品は本物保証がされており、共箱、共布、栞がしっかり付属されています。商品サイズは、高さ8.8cm、幅8.3cm、奥行きは8.3cmで、鮮やかな模様が特徴です。他にも湯呑などが落札され、平均落札価格は25,000円ほどとなっています。また入手困難といわれている新作の『練上高筒茶碗』(口径9.5㎝、底径5cm、高さ8.3cm)は381,000円で落札されており、松井の作品は今後も値が上がる可能性が高いです。

7.松井 康陽が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

父である人間国宝の松井康成の息子として、作陶学び父の技である練上げの技法に加えて種類の違う粘土を組み合わせて、幻想的な世界を表現することに成功しました。さらに実用性を兼ねた作品は、展覧会や個展でも人気であり高額買取につながることがあります。

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