松井 康成(まつい こうせい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ
1.松井 康成が制作した茶道具を売りたいお客様へ
松井康成は国の重要文化財となっている練上手(ねりあげで)という作陶技法の保持者であり、日本陶芸展で最優秀作品賞を受賞するなど日本陶芸界の第一人者ともいえる人物です。その松井康成の作品で状態がよければ、高額がつくことも十分にあります。このページの目次
2.松井 康成という茶道具作家はどんな人物なのか
松井康成は陶芸家であり、国の重要文化財となっている練上手の保持者で、人間国宝にも選ばれています。住職となった境内に窯を作り、松井が33歳のときに本格的に作陶を始めたのですが、同じく陶芸家の田村耕一に教えを請い、練上手に取り組むようになります。練上手とは違う色の粘土を練り合わせ、その伸び縮みで模様をあらわす技法です。この技法をベースとして、松井は独自の創意工夫によって、誰にも真似できないような多岐にわたる作品を作り上げていきました。3.松井 康成の経歴・歴史を知ろう
1927年5月2日長野県北佐久郡本牧村(現在は佐久市)生まれで、明治大学文学部文学科を卒業しています。浄土宗月宗寺の住職となったあと、伝統工芸展に入選、日本陶芸展で最優秀作品賞を受賞するなど活躍を続けます。1988年には、社会や福祉、また文化面で貢献をした人を顕彰する日本の栄典である褒章を受章します。さらに日本陶芸協会賞金賞を受賞するなど、日本の陶芸の第一人者の一人として今でも受け継がれています。4.松井 康成の茶道具の代表作品はこちら
- 練上手大鉢
- 練上玻璃光壺
- 萃瓷練上壺「生成」
5.松井 康成が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握
松井康成本人の作品であるかが最も重要なポイントであり、他には欠けがないかなど作品の状態が買取査定に大きく影響します。保存状態がよくほぼ傷がなく、箱など全て揃っていることが条件となります。代表的な茶道具を査定するポイントとは
- 松井康成本人の作であるかどうか(証明書があれば尚良し)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか、箱がのこっているかなど)
6.松井 康成が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場
ヤフオクなどで取引のされることの多い松井康成の作品は、状態がよければ高額になることもよくあります。平均的には13万円ほどで取引されており、なかでも最上位作品といわれる『晴白練上茶碗』は、313,000円で落札されています。この作品の寸法は幅13.3cm、高さ7.8cmであり、白のくすみがほとんど見られず呈色剤の色がでています。7.松井 康成が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説
人間国宝に認定された松井康成の作品は、本物と認定され状態がよければ10万円以上また物によっては30万円以上の値がつくことがあります。後世に残る作品であり、今後も価値が上る可能性があるので、お持ちであれば一度査定してみてはいかがでしょうか。その他の茶道具について
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