松平 不昧(まつだいら ふまい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.松平 不昧が制作した茶道具を売りたいお客様へ

松平不昧は江戸後期の大名茶人です。厳しい経費節減によって藩の財政を復活させた一方、茶道具には惜しむことなく投資し、茶道具を独自に分類する方法を確立しました。
また、松江藩内で多くの名工を数多く育成し、さまざまな名品を制作しています。

このページの目次

2.松平 不昧という茶道具作家はどんな人物なのか

松平不昧は出雲松江藩の第七代藩主・松平治郷の号であり、江戸時代の代表的茶人の一人です。地元島根では「不昧さん」「不昧公」などと呼ばれて領民に親しまれてきました。
松平不昧は、大名茶として知られる石州流を基本としながら、三斎流など他の流派にも接して自らの茶道観を確立しました。これが不昧流として今も伝わっています。
また、松江藩内で美術工芸の発展のために、陶芸や漆芸、木工芸の世界で多くの名工を育てました。

3.松平 不昧の経歴・歴史を知ろう

松平不昧は、1751年3月11日に第6代藩主・松平宗衍の次男として生まれます。1767年に父の隠居により家督を継ぎ、家老の朝日茂保と共に藩政改革に乗り出し、財政改革に成功しました。
財政再建の一方で、茶人としての才能に優れていた松平不昧は、1500両もする天下の名器「油屋肩衝」をはじめ、300両から2000両もする茶器を多く購入するなど散財したため、藩の財政は再び一気に悪化しました。
1806年4月29日、家督を長男の斉恒に譲って隠居し、1818年5月28日に享年68歳で死去しました。

4.松平 不昧の茶道具の代表作品はこちら

  • 古今名物類聚
  • 贅言

5.松平 不昧が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

重要なポイントとしては、松平不昧本人の制作した作品であるかがまず挙げられます。他にも、作品の状態や付属品等によっても査定価格は変動します。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 松平不昧本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 保存状態は良好か(カビやシミ、または破れ・破損がないかなど)
  • 共箱はあるか

6.松平 不昧が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

松平不昧は茶の間に掛ける掛け軸を多く制作しました。
例えば。『明歴々露堂々』という一行書の掛け軸には32,500円の値段がつきました。多少のシミはあるものの、軸もしっかりしていて、筆の力強さが感じられる作品になっています。
他にも掛け軸を中心に1万円~3万円前後での取引が多く見受けられます。

7.松平 不昧が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

松平不昧は、形式や道具にこだわる当時の町人たちの茶の湯を批判し、わびの精神を説き、多くの作品を残しただけでなく、高い技術をもつ名工を多く輩出しています。もし、松平不昧の作品がお手元にあるのでしたら、一度査定してみてはいかがでしょうか。

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