松林 豊斎(まつばやし ほうさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.松林 豊斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ

松林豊斎は朝日焼という桃山時代から続く窯元の当主が襲名している名称です。茶碗や茶入などの茶陶が多くあります。
土は宇治産のものを使い、窯変によってあらわれた斑紋には、鹿の背中のようなまだら模様が鹿背と呼ばれています。色は淡紅色で上品な美しさがあり、遠州七窯の一つと言われています。

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2.松林 豊斎という茶道具作家はどんな人物なのか

朝日焼といわれる窯元の14代から松林豊斎の名を襲名しており、それ以前は陶作、長兵衛などという名称でした。初代が小堀遠州から「朝日」の2文字を与えられ、開窯したといわれています。松林豊斎の窯では「朝日」の文字を焼物に押印していましたが、それは当時としては珍しいことでした。
16代となる当代は、茶入や茶碗などの茶陶が中心の制作と、日本全国で個展を開催しています。

3.松林 豊斎の経歴・歴史を知ろう

生没年不詳の初代、2代、3代は陶作、4代から9代は長兵衛、10代安兵衛、11代は平次郎、12代は松林昇斎、1891年~1947年までの13代は松林光斎と名乗っていました。1921年~2004年までの14代目、1950年~2016年までの15代および2016年~現在までの16代は松林豊斎です。

4.松林 豊斎の茶道具の代表作品はこちら

  • 窯変煎茶器
  • 刷毛目茶碗
  • 朝日焼鹿背茶碗

5.松林 豊斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

松林豊斎は代々当主が受け継ぐ名前のため、何代の松林豊斎が手がけた作品7日によって大きく査定価格は変わってきます。もちろん、保存状態や箱などの付属品も重要です。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 松林豊斎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 何代目が手がけた作品かどうか
  • 保存状態は良好か(カビやシミ、または破れ・破損がないかなど)
  • 茶碗を入れる共箱はあるか

6.松林 豊斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

松林豊斎は朝日焼の陶磁器作品が有名です。
例えば、14代松林豊斎が手がけた『紅鹿背茶碗』はオークションにて51,000円で落札されています。朝日焼ならではの紅鹿背の文様に加え、口縁部から高台にかけて掛かる白釉の優雅な色合いが合わさった素晴らしい作品です。 他にも、15代松林豊斎作の、『鹿背茶入』は47,000円で取引されています。共箱や仕覆もついており、保存状態も良好な茶入です。

7.松林 豊斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

松林豊斎が集めた茶道具は、国宝も含め、名品揃いです。松林豊斎自身がしたためた書も多く、人気は高いです。 そんな松林豊斎が手がけた作品は高額査定になるものもありますので、お持ちであれば是非一度査定に出してみてください。

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