而妙斎(じみょうさい)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.而妙斎が制作した茶道具を売りたいお客様へ

而妙斎は現代に即した茶の湯のあり方を追求し、普及に努めた人物です。而妙斎の書いたエッセイである『茶の湯随想』は、茶の湯を分かりやすく説く初心者向けの書物として読まれるだけでなく、茶の湯を志す者などにも読まれました。また、襲名後からは特に松やミル貝をモチーフにした作品を好むことでも知られています。

このページの目次

2.而妙斎という茶道具作家はどんな人物なのか

而妙斎は表千家14代家元です。父が亡くなった翌年の1980年に、42歳という大変遅い年齢で14代目を継ぎ、今もなお活躍していています。中央大学文学部出身でその後は千家同門会と表千家を守り、現代流の茶道を探し続けながら日々活動しています・伝統ある茶の湯を今に伝承するために、国内外において講演や献茶会などに参加し、大いに貢献している人物です。

3.而妙斎の経歴・歴史を知ろう

而妙斎は1938年に13代即中斎の長男として生まれます。1967年に大徳寺の方谷浩明老師より「而妙斎」の号を与えられ、宗員となります。1979年に即中斎が亡くなり、翌年に2月28日に14代宗左を襲名しました。1990年には利休400年忌を迎え、法要を営み、茶事を催しました。2018年2月28日に代を譲り、隠居名である宗旦を名乗ります。

4.而妙斎の茶道具の代表作品はこちら

  • 立礼卓

5.而妙斎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まず大前提として而妙斎の真作であるかが重要です。また、銘入りかどうか保存状態は良好かも重要なポイントになります。また而妙斎がどの年代に手がけた作品かによっても大きく査定額が変わってきます。

代表的な茶道具を査定するポイントとは
  • 而妙斎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.而妙斎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

相場価格は保存状態が良好であるかどうか、またどの年代に手掛けられたかによって大きく変動します。
例えば、彼が自作した『茶杓』には約30万円の値がつきました。こちらはサイズが長さ18.3cm、幅1.1cmで共箱・外箱付きでした。無傷の状態で、上質な竹を使用した大変美しい品でした。
また、『松の雪』という茶杓には69,600円の値がついています。こちらはサイズが幅1.1cm、長さ18cmで共筒箱が付属していました。また、無傷の状態であり、洗練された形をした一品でした。

7.而妙斎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

而妙斎は表千家14代家元として知られている人物です。而妙斎が作る、扇形を模した『立礼卓』は非常に評価が高く、而妙斎の『立礼卓』を目指す者が多いとされています。また、モチーフとして松やミル貝を好み、鮮やかな蒔絵を残していることでも知られています。茶会や千利休展を開催し、様々な展覧会などに出席するなどして、茶道の世界に大きく貢献しました。その確かな技量により、真作で保存状態の良いものは高額査定になる可能性もあります。

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