伊勢崎 満（いせざき　みつる）の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.伊勢崎 満が制作した茶道具を売りたいお客様へ

伊勢崎満作品の魅力は、備前焼に彫塑的な造形感覚を用いた斬新なデザインにあります。登窯で焼成した火襷（緋襷）の備前焼は、見事な景色を作り出していることで有名です。
幼少期から父である伊勢崎陽山から薫陶を受け、近くに工房を構えていた金重陶陽の作品に触れる機会があったことが、伊勢崎満の作陶に多大な影響を与えたのです。

2.伊勢崎 満という茶道具作家はどんな人物なのか

伊勢崎満は1999年に岡山県重要無形文化財保侍者として認定された陶芸家です。備前焼中世の半地上式穴窯を弟の伊勢崎淳と共に復元し焼成に成功、備前では初となる快挙を成し遂げました。
備前焼の伝統的な生産方法である松割木による焼成にこだわりがあり、生前には中世の穴窯と登窯と使い分けた作品づくりを行っていました。

3.伊勢崎 満の経歴・歴史を知ろう

伊勢崎満は1934年に重要無形文化財保侍者である伊勢崎陽山の長男として生まれ、父から陶技を教わっていました。本格的な陶作生活に入ったのは大学を中退した後で、備前陶心会会長に就任したのは1972年のことです。2004年に満と、満の三男である創の作品を展示販売している「茅葺きギャラリー陽山居」を設立しました。

4.伊勢崎 満の茶道具の代表作品はこちら

• 矢筈口耳付水指
• 備前四方花生

5.伊勢崎 満が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

伊勢崎 満の真作であるかが重要となります。さらに、保存状態も買取価格に大きく影響します。

伊勢崎 満代表的な茶道具を査定するポイントとは

• 伊勢崎満本人の作であるかどうか（証明書や鑑定書があれば尚良し）
• 作者の署名（銘）があるか
• 保存状態は良好か（欠けなどはないか、箱が残っているかなど）
• 素材は何でできているか
• 火襷（緋襷）などの発色は良いか

6.伊勢崎 満が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

伊勢崎満の作品は2,000円から60,000円の間で取引されています。『伊部緋襷鶴首花入』とういう作品には60,000円の値がつきました。当作品は伊勢崎満が出版した『時代分類　備前焼名品図録』に掲載されている『火襷鶴首花生』を参考にして制作されました。胴から首にかけて炎が巻きついているかのような美しい火襷が印象的な逸品です。サイズは胴径10.0cm×高さ16.9cm、容量は380ccで共箱ありです。
また、『伊部宝瓶』という作品の取引価格は48,000円でした。荒い陶土を使用し厚手に造形された宝瓶は、還元焼成による色付けによって品格ある仕上がりとなっています。共箱があり、サイズは口含む径10.3cm×蓋含む高さ7.8cmの作品です。

7.伊勢崎 満が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

伊勢崎満が焼成する緋襷には陶芸ファンを魅了してやまない風格が感じられます。緋襷だけでなく、備前焼の特徴とされる胡麻・桟切・牡丹餅などの色付けや、彫塑的なデザインにも定評があり、陶芸に疎い人にも魅力が伝わるスタイリッシュな切り口が伊勢崎満の人気たるゆえんと言えるでしょう。
伊勢崎満の作品をお持ちの方は買取査定に出してみてはいかがでしょうか？

その他の茶道具について