内藤 四郎（ないとう　しろう）の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.内藤 四郎が制作した茶道具を売りたいお客様へ

内藤四郎は東京都出身の昭和に活躍した彫金家です。蹴彫、平脱を得意とし、線条文様を存分に活かした作品を数多く制作したことで知られています。軽妙な毛彫や力強い蹴彫、雅味のある魚々子打などの彫法を使い、重要無形文化財「彫金」の保持者にも認定されました。国内だけでなく世界的にも知られていて、その評価は高いとされています。

2.内藤 四郎という茶道具作家はどんな人物なのか

内藤四郎は他に類を見ないと言われるほど斬新な作風が特徴的な作家です。正倉院の金工品の調査に加わった経験やエジプトの工芸品などにも関心があったことから、それらが影響して見事な造形の作品をつくり上げています。また、東京美術学校助教授などを務め、後進の育成にも熱心に取り組むなど彫金界の発展にも寄与しました。

3.内藤 四郎の経歴・歴史を知ろう

内藤四郎は1907年に東京都で生まれます。生まれた東京都四谷は多くの名工たちが暮らしていることで知られ、幼少時からその技術を目の当たりにしてきたため、自然と彫刻家を志すようになります。東京美術学校金工科彫金部に入学して、清水南山や海野清に学び、帝展に出品して入選を果たすと、それ以降も入選を果たしていきます。1978年には重要無形文化財「彫金」の保持者に認定されるなど、実力や功績が認められました。

4.内藤 四郎の茶道具の代表作品はこちら

• 蝶文銅花器
• 線文蹴彫銀花器
• 線文銀花器
• 銀細線文筥
• 柳蹴彫銀壺
• 金銅方形文筥

5.内藤 四郎が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

まず第一に内藤四郎の真作かどうかが重要になります。どの年代に手掛けているか、銘入か、コンディションは良好かも続いて重要な要素です。また、付属品の種類によっても査定額が変動します。

• 内藤四郎の真作かどうか（証明書や鑑定書があればなお良い）
• 銘入りかどうか
• コンディションは良好か（欠けなどはないか）
• 付属品は残っているか（共箱・共布・栞などが揃っているか）
• 素材は何でできているか

6.内藤 四郎が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

取引相場価格は作品のコンディションが良好か、銘入りかによって大きく変動します。例えば『銀七宝盃』には99,800円の値がつきました。こちらはサイズが高さ5.3cm、径10.6cm、重さ43g、共箱・共布が付属し、経年によるスレなどが見られる状態で、幾何学文様が見事な一品でした。また『金銅方形文箱』には90,000円の値がついています。こちらはサイズが幅12.2.cm×6.6cm、高さ6.6cm、共箱が付属し、良好な状態で、モダンなデザインが印象的な一品でした。

7.内藤 四郎が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

内藤四郎は蹴彫、平脱を得意とし、線条文様を存分に生かした小箱を数多く制作したことで知られています。フォルムの美しさだけでなく、他にないような独特な世界感は国内だけにととまらず、世界的にも知られています。内藤四郎の作品の真作をお持ちで、保存状態が良好な場合、高額査定になる可能性があります。

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