伊藤 北斗（いとう　ほくと）の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.伊藤 北斗が制作した茶道具を売りたいお客様へ

伊藤北斗は東京都出身の陶芸家で、個展を中心に活躍しています。何度も焼成して塗を重ねることにより、深みある複雑な発色を生み出す釉刻色絵金銀彩という独自の技法を確立したことで高い人気を得ている作家です。ボルドー釉と名付けられたワイン色に発色する銅系の釉薬をかけた地に、鳥や小動物などの生物や植物を独特なタッチで描き、そこに幾何学文を融合させることにより、幻想的な世界を構築しています。

2.伊藤 北斗という茶道具作家はどんな人物なのか

伊藤北斗は東京藝術大学で学び、重要無形文化財「色絵磁器」保持者である藤本能道に弟子入りした後、独立して都内に窯を築きました。伊藤北斗の作品は主に銀を用いているため、時間経過とともに黒く変色していきます。日常のお手入れを行えば美しい輝きが保たれ、仮に黒く変色してしまっても同じようにお手入れをすれば再び輝きを取り戻します。伊藤北斗はこれらを「渋派手」と呼び、輝く姿と輝きが鈍い姿の両方を楽しめるように作品を制作しています。

3.伊藤 北斗の経歴・歴史を知ろう

伊藤北斗は1961年に東京都で生まれます。1989年に東京藝術大学大学院陶芸専科を修了後に、藤本能道に師事します。翌年に日本伝統工芸新作展で初入選を果たすと、有名百貨店で精力的に個展を開催します。また現在においても展覧会に出品し続け、数々の受賞歴を誇ります。

4.伊藤 北斗の茶道具の代表作品はこちら

• 釉刻色絵金銀彩広口壺
• 釉刻色絵金銀彩面取壺
• 釉刻色絵金銀彩八角皿

5.伊藤 北斗が制作した茶道具の買取査定ポイントを把握

最も重要な点は、伊藤北斗の真作であることです。どの年代に手掛けているか、銘はあるか、保存状態は良好かも続いて重要です。また、付属品の有無によっても査定額が変動します。

• 伊藤北斗の真作であるかどうか（証明書や鑑定書があればなお良い）
• 作者の銘があるか
• 保存状態は良いか（欠けなどはないか）
• 付属品は揃っているか（共箱・共布・栞などが残っているか）
• 素材は何によってできているか

6.伊藤 北斗が制作した茶道具の推定価格帯や取引相場

取引相場価格は作品の保存状態が良いか、在銘であるかどうかによって大きく異なります。例えば『釉刻色絵金銀彩茶碗』には92,000円の値がつきました。こちらはサイズが直径12.7cm、高さ10.0cm、共箱・共布・栞・説明書が付属し、無傷完品で、複雑な発色の釉刻金銀彩が見事に表れた一品でした。また『色絵銀彩椿絵茶碗』には60,000円の値がついています。こちらはサイズが高さ10.0cm、胴径12.9cm、底面径4.3cm、共箱・共布・栞が付属し、無傷の状態で、優しげな椿が印象的な一品でした。

7.伊藤 北斗が制作した茶道具の買取についてのまとめ解説

伊藤北斗は素焼きに加筆して焼き、出来上がったものにさらに加筆や印形を押し、その上で金彩や銀彩を足し、7，8回の焼成を繰り返すという釉刻色絵金銀彩という技術で独自の世界観を構築し、大変注目されています。伊藤北斗自身は、これを「渋派手」と呼んでいて、描かれる小動物や鳥の表現にはモダンな和を感じることができます。非常に注目されている伊藤北斗の真作をお持ちであり、コンディションが良好であるならば比較的高値で買取される可能性があります。

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