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1.安南茶碗を売りたいお客様へ

安南茶碗とは室町時代末期から江戸時代を中心にベトナムの安南から渡来した茶碗を指し、多くの茶人に好まれてきました。今回はこの安南茶碗について、査定ポイントや査定に出す前に確認すべきことなどに触れつつ、解説していきます。

このページの目次

2.安南茶碗についての解説

安南茶碗は中国陶磁の影響を強く受けていると言われています。また、胎土は白色ですが、釉は青みがかっているのが主な特徴とされています。その他にも紅安南と呼ばれるものは茶人に喜ばれたと言われています。

3.安南茶碗の歴史

安南茶碗の名前は古来より安南と呼ばれたベトナム北部の地で制作されたことから名付けられたとされています。また安南茶碗は主に16世紀後半から17世紀前半にかけて日本に渡来し、茶人によって使われたてきたとされています。

4.安南茶碗の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが「状態」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまうので、査定に出す前に必ず確認することをオススメします。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも共箱や共布、栞や仕覆等の付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良好か(欠けやヒビ、修理跡はないか)
  • 有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか(共箱・共布・栞・仕覆など)
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか

5.安南茶碗の取引相場価格

安南茶碗の相場価格は、いつの時代に手掛けられたか、保存状態は良好かなどによって大きく変動します。また無傷完品で付属品が揃っているならば、比較的高値で取引される傾向があります。例えば、とある紅安南茶碗には35,500円の値が付けられました。こちらはサイズが口径12.4cm、高さ7.9cm、共箱が付属し、状態は良好で、施された文様が印象的な一品でした。また『安南紋手龍紋茶碗』という名の茶碗には15,500円の値が付けられました。こちらはサイズが径12.6cm、高さ9cm、共箱が付属し、無傷の状態で、龍紋が見事な一品でした。

6.安南茶碗の買取についてのまとめ

安南茶碗はベトナムの安南で制作された茶碗のことを指し、日本では多くの茶人に好まれたとされています。また胎土は白色ですが、釉は青みがかっているのが特徴とされています。お持ちである安南茶碗の保存状態が良く、人気の作品であるならば高額査定の可能性があります。

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