青磁茶碗（せいじちゃわん）の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

1.青磁茶碗を売りたいお客様へ

青磁茶碗とは「青磁釉がかけられた茶碗」のことを指します。独特の明るさのある青緑色の色調を出すことが特徴的です。また青磁は宋の時代に白磁と共に最盛期を迎えたとされています。その鮮やかで美しい青磁茶碗は人気も高く、今現在も高額で売買されています。

2.青磁茶碗についての解説

青磁茶碗は表面に塗られる釉薬によって美しい青緑の姿になります。表面に釉薬を塗ってから焼くことによって釉薬がガラス質に変化して耐水性を持たせたり鮮やかな色に仕上げることもできます。また、青磁茶碗に使われる釉薬には鉄が含有しており、高温で焼くことで独特な美しい色が出てきます。

3.青磁茶碗の歴史

紀元前1500年頃に、中国最古の灰釉が出てきて、この灰釉がかけられた品を「原始青磁」と呼びます。しかし、これ自体を青磁とするのには様々な見解があるとされています。そのため本格的な青磁の誕生は後漢〜宋時代の越州窯からとされています。その後多くの窯が誕生し、中でも有名とされているのが唐〜清時代に浙江省南部でつくられた龍泉窯の青磁です。長い歴史を経て、多くの種類の青磁が生まれてきたとされています。

4.青磁茶碗の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが「状態」です。欠けやヒビ、修理跡がある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。その他の重要な要素が、手掛けられた時代がいつであるか、制作した作家が誰であるかです。無銘の作品でも品質が良ければ高額査定になることもありますが、一般的に有名作家であるほうが高額査定になりやすい傾向があります。

• 保存状態は良いか（欠けやヒビはないか）
• 有名作家の作品であるか
• 付属品が残っているか（共箱や仕覆など）
• 書付や花押（在判）はあるか
• 人気の作品かどうか

5.青磁茶碗の取引相場価格

青磁茶碗の取引相場価格は作品によっては50万円以上を超えるものも存在し、比較的高値で取引される傾向があります。例えば、とある高麗青磁茶碗には約75万円の値が付けられました。こちらはサイズが直径17cm、高さ5.5cm、共箱が付属し、状態は良好で、シンプルな色合いが印象的な一品でした。また『高麗青磁毛彫魚紋茶碗』には約56万円の値が付けられました。こちらはサイズが直径15.5cm、高さ6.6cm、共箱・朝鮮陶磁器研究家である浅川伯教書が付属し、状態は良好で、施された魚紋が見事な一品でした。

6.青磁茶碗の買取についてのまとめ

青磁茶碗とは「青磁釉がかけられた茶碗」を指します。それらは歴史的にも文化的にも価値が高い作品が多いとされています。また鮮やかな青緑色が美しい青磁茶碗は人気も高く、国内では今なお高額で取引されるものも少なくありません。お持ちである青磁茶碗の保存状態が良好であり、人気の作品であるならば高額査定が期待できます。

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