扇子(せんす)の茶道具買取なら無料査定ができるSATEeee茶道具買取へ

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1.扇子を売りたいお客様へ

茶道で用いる扇子は、一般的な扇子に比べると小ぶりであるとされています。また、茶道においてはあおぐことを目的としていないためほとんど広げることがないのが特徴で、和歌などを扇子に書いて相手に贈答していたとされています。今回は扇子に関して、査定ポイントや買取相場価格を踏まえつつ解説していきたい思います。

このページの目次

2.扇子についての解説

茶道で用いる扇子はあおぐことを目的にしないため、広げることがありません。そのため、黒の塗り生地や竹の白生地などが使用され、用いる本人のレベルに応じて使う扇子が異なってきます。また、稽古用や流派に応じて異なるため、茶扇子選びは慎重に行うことが大事になります。

3.扇子の歴史

扇子は平安時代ころから始まったとされていて、挨拶をしたり、あおぐのに使うためだけでなく、和歌を書いて贈答や儀礼として送ったり、花をのせて好意を寄せる異性に贈ったりしていました。そういった意味では、扇子はコミュニケーションの一環として用いられ、武士にとっての刀と同じ意味を持つ物として扱われてきた背景があります。

4.扇子の買取査定ポイント

まず一番重要なポイントが「状態」です。シミや汚れがある品だとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。また、いつの時代に手掛けられたかによっても大きく査定額が変動していきます。その他にも付属品の有無や人気の作品であるかどうかも重要なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良いか(シミや汚れはないか)
  • 有名作家の作品であるか
  • 付属品が残っているか
  • 書付や花押(在判)はあるか
  • 人気の作品かどうか

5.扇子の取引相場価格

扇子の取引相場価格はいつの時代に手掛けられたか、保存状態は良好かなどによって大きく異なってきます。また無傷完品で人気の品であるならば、高値で取引される傾向にあります。例えば、透かし彫りの白檀扇子には約15万円の値が付けられました。こちらは美品の状態で、共箱が付属し、シンプルながらも繊細に造られた一品でした。また池大雅が手掛けた『山水図漢詩文賛扇子』という作品には81,428円の値が付けられました。こちらはサイズが本紙21.5cm×44cm、総丈35cm×44cmで、共箱が付属し、時代に伴うスレ等見られる状態で、施されたデザインが見事な一品でした。

6.高価買取が期待できる扇子について

茶道具として用いられる扇子は生地や装丁の美しさ、書かれている詩文の内容などが優れていると高額での買取が期待できます。また、年代物の場合は骨董的価値も期待できるでしょう。ここでは実際の買取例をもとに高額となりやすい扇子の特徴をご紹介します。

鶴之画大扇子

表千家の14代家元である而妙斎自筆とされる鶴が描かれた大扇子が、オークションにて30,000円で落札されました。千利休を始祖とする千家の家督を継いだ表千家家元の直筆とされ、共箱と掛け軸が付属しています。扇子を広げたサイズは横幅42cm、高さ39cmです。経年に伴うスレや細かな傷など見受けられますが、鶴の絵が美しく署名も書かれています。

古竹扇子

竹製の古い扇子は、オークションにて11,001円にて落札されました。親骨、中骨には湘妃竹と呼ばれる紅い斑紋を持つ竹が用いられ、軸には銘が入っています。未使用の高級茶道具として出品された品です。大きさは長さ31.5cm、幅は2cmと表記されています。箱などの付属品があるか、本物保証がされていればさらに高額となった可能性があるでしょう。

松ノ画扇子

茶人・堀内宗完が描いた扇子は、10,000円で落札されました。宗完は表千家の宗匠を務める茶堀内家の12代目であり、斎号は兼中斎です。扇面には「松風有清音」と書かれ、扇子に在判(花押)があります。自筆の箱書きもあり、正面に薄いシミが少しありますが全体的に状態は良好です。長さ27.2cm、開いた状態では幅は44cmあります。

梅の絵大扇子

茶人・久田宗也の梅の絵扇子は、オークションにて12,532円で落札されています。表千家流久田家の12代目家元で、号は半床庵・尋牛斎です。扇面には梅の絵と「渇天香」の文字が描かれ、箱書きと扇面共に自筆と思われます。要部分にやや劣化が見られ、経年に伴う小さなスレなどもありますが、他は全体として美品だといえるでしょう。

7.扇子の査定依頼をしたお客様の声

埼玉にお住まいのH.O様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:埼玉県

H.O様が査定をした理由

祖母の遺品である扇子を買取査定してもらおうと思い、LINEで無料問い合わせできるコネクトさんのサイトを見つけて問い合わせました。電話やメールだと少し面倒なので、LINEで情報など入れて問い合わせできるのはいいと思います。買取実績の多い業者さんらしいので、祖母の遺品整理もお任せできるのではと思い選びました。

H.O様がSATEeeeを利用した感想

祖母は数年前に亡くなりましたが、遺品の着物や茶道具がまだ家に眠っています。私も母も茶道具のブランドには詳しくないのですが、お茶が趣味の知人に見せたら年代物ではないかと言われました。専門業者さんに見せるようすすめられ、買取業者さんに査定に出すことにしました。買取査定は初めてお願いしましたが、丁寧に対応してもらえたので助かりました。

青森にお住まいのA.E様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:青森県

A.E様が査定をした理由

所有している茶道具の買取希望です。私の家の近所にはあまり買取業者がいないので、インターネットで検索してこちらのサイトにたどり着きました。メールで問い合わせできるというので、すぐにメールを送りました。扇子や茶器をまとめて買取してもらえるところを探していたので、査定から買取まで一括でお願いできるコネクトさんに決めました。

A.E様がSATEeeeを利用した感想

私は骨董品も好きなので、今回査定をお願いした中には古いものもいくつか含まれています。茶道具や骨董は専門的な知識や情報のある業者さんでないと目利きできないと思いますが、こちらのお店はその点しっかりしていて良かったです。買取価格についても、予想を上回る結果でした。メールにもすぐに返信がもらえて、信頼できる買取業者さんだと思います。

和歌山にお住まいのT.R様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:和歌山県

T.R様が査定をした理由

祖母の代から受け継いできた骨董品を買取査定してもらいたくて問い合わせました。茶道具が主で、扇子や茶器が含まれています。一品ずつではなくまとめて査定と買取してくれる業者さんを探していたところ、知人の紹介でこちらを知りました。良い業者さんだという情報を教えてもらったので、電話をかけたところ親切に対応して頂けました。

T.R様がSATEeeeを利用した感想

祖母はお茶を嗜んでいた人で、いろいろな茶道具などを遺品相続しました。私も大事に引き継いでいたのですが、自宅の建替えに伴い荷物を整理する必要が出あった次第です。遺品を捨てるわけにもいかないので、専門の業者さんに査定してもらい、できれば買取までお願いしようと思いました。骨董品の買取実績がある業者さんだったので対応も良かったです。

金沢にお住まいのH.J様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:石川県

H.J様が査定をした理由

亡くなった父親の遺品を買取してもらいたくてメールしました。私は携帯電話を持っていないため、電話で問い合わせできる業者さんであることが条件でした。最近はインターネットやメールで問い合わせというところが多いですが、こちらのお店は電話でも対応してくれるのでありがたいです。電話口の対応も親切で好感が持てました。

H.J様がSATEeeeを利用した感想

今回お願いしたのは、父が生前集めていた茶席用の扇子です。ブランドや作者などの情報が少なく、どういった価値があるのかもわかりませんでした。箱は付いていますが、私は茶道具や骨董に詳しくないので判別しきれません。専門の買取業者さんということで、その点はしっかり判別し買取価格についても詳細に説明してもらえたので納得できました。

8.扇子の買取についてのまとめ

茶道で用いる扇子は一般的な扇子に比べると小ぶりであるとされています。また、茶道においてはあおぐことを目的としていないためほとんど広げることがないのが特徴です。お持ちである扇子の保存状態が良好であり、人気の品であるならば高額査定の可能性があります。

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